連載記事:パパママの本音調査
教師削減案に78.5%が反対! 現場を知らないと、ますます少子化が加速?【パパママの本音調査】 Vol.114
財務省が公立の小中学校の教職員を削減するよう文科省に打ち出し、文部省が反対しているというという動きが昨年話題になりました。少子化となり、確かにクラス数が減ったり、1クラスの児童数も少なくはなっているけど、それにともなって教師も削減してもいいのでしょうか? パパとママにアンケートをしてみました。
Q.教師削減問題、あなたはどう思う?
1.賛成 3.9%
2.どちらかといえば賛成 4.6%
3.どちらかといえば反対 35.2%
4.反対 43.3%
5.わからない・どちらとも言えない 13.0%
反対がもっとも多く43.3%という結果になりました。どちらかと言えば反対も合わせると78.5%となり、パパやママたちが教師削減に反対していることがわかります。
■現場を知っていたら教師削減はできない?
今ではどの学校にもある支援学級の対応や、部活動など教師の負担は増えているように感じているにもかかわらず、的外れな教師削減という方針。これには親たちも現場をわかっていなさすぎと怒りと呆れる声が。
「机上の空論だけでなく、まずは現場を見てから考えてほしい。昔と違いグレーゾーンの子どもたちが増えて大変な状況です」(鹿児島県 30代女性)
「課題のある子ども、保護者への対応、事務仕事の増加、土日の部活動など現場はいっぱいいっぱい。
これ以上削減したらどうなるのか」(三重県 40代女性)
「少子化で子どもの人数が減るから教師も減らすという考えは安易すぎる。役人はもっと学校の実態を知ってほしいですね」(東京都 40代男性)