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ひと昔前は、女の子の憧れの習い事だったバレエ。それが今ではグッと身近な習い事となりました。
バレエが好きで、娘に習わせているママも多いのでは?
そんなバレエ人気を受けてか、今年の夏休みは
バレエ映画が目白押し! バレエ公演をみに行くのはとてもお金がかかるけれど、バレエ映画ならお手頃に楽しめる上に、
モチベーションアップやバレエへの
理解を深めることにもつながりそうです。
今年の夏休みは、親子でバレエ映画に出かけませんか? バレエ大好き少年少女なら見ておきたい、バレエ映画3本をピックアップしてみました。
■小さな子どもでも楽しめる、フランス発のアニメ
『フェリシーと夢のトウシューズ』
『フェリシーと夢のトウシューズ』 ©2016 MITICO - GAUMONT - M6 FILMS - PCF BALLERINA LE FILM INC.
バレエを始めたばかりの小さな頃は、まだピンクのバレエシューズやキラキラの衣装がお目当てだったりします。しかし、華やかな世界とは裏腹に、バレエは単調で地味。まだまだ集中力もガマンも足りない時期は、先生に厳しくされただけでイヤになってしまうことも。
そんな時、施設育ちの不遇の環境から、持ち前の情熱で様々な困難を乗り越え、パリ・オペラ座のバレリーナを目指す
フェリシーの姿をみたらモチベーションが上がるかも。
バレエの本場、パリが舞台だけあって、バレエシーンの振付は、パリ・オペラ座の芸術監督のオレリー・デュポンとエトワールのジェレミー・べランガールが担当するという徹底ぶり。日本語吹き替え版も、自身もバレエ経験者の女優・
土屋太鳳、日本バレエ界を牽引する
熊川哲也が声優で参加しています。
■海外留学を夢見るバレリーナには
『パリ・オペラ座バレエ 夢を継ぐ者たち』
© DelangeProduction 2016
そして、こちらはまさに本物のパリ・オペラ座の舞台裏を描いた
ドキュメンタリー。これだけ日本でバレエ人口が増えた背景には、海外で活躍する日本人ダンサーたちの存在があります。
みんなが憧れてやまないパリ・オペラ座ってどんなところ? その舞台裏をのぞかせてくれるこのドキュメンタリーは、海外のバレエ団に憧れる子どもたちの胸をときめかせてくれるでしょう。日本人ハーフのバレリーナ、
オニール八菜さんの美しさにもウットリ!
■小学生高学年以上&アーティストタイプには
『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』
©British Broadcasting Corporation and Polunin Ltd. / 2016
もう少し大きくなってバレエに本格的にハマってくると、甘い世界ではないことに気づき、思うように踊れない、コンクールの結果が出ないなど、悩みも大きくなっていきます。
「才能がないのでは?」「何のために踊っているの?」とバレエの苦しみもわかり始めたそんなバレリーナの卵たちには、もがき苦しみながらダンサーとしての自分と向き合う元英国ロイヤル・バレエ団プリンシパルのセルゲイ・ポルーニンのドキュメンタリーがオススメ。
19歳の時、史上最年少でロイヤル・バレエ団のプリンシパルまで上りつめた天才バレリーナは、キャリアの頂点であっさりとその座を捨てます。一体彼に何があったのか? 彼の壮絶な心の葛藤もさることながら、その美しすぎる踊りと肢体に、子どもよりもママが夢中になりそう!?