「ベビーオイル」活用術と選び方! 赤ちゃんと大人の基本~便利な使い方
ベビーオイルは、
赤ちゃんの肌を保護するために作られたオイルです。しかし、大人でも使える便利アイテムとして、現在人気を集めています。
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たとえばベビーオイルを使って、メイクやクレンジングやヘアケア、ネイルケア、角質除去などができます。また顔や体など全身に使えて、コスパも抜群ですので、ベビーオイルの活用法をより知れば、毎日のお手入れに幅広く活用でき、ツルツルで柔らかい肌が維持できるかもしれません。
そこで今回は、ベビーオイルのメリット・デメリットや赤ちゃんへの使い方、大人向けの活用法などをピックアップしていきます。
■ベビーオイルとは
ベビーオイルは、その名のとおり、赤ちゃん用に作られたオイルです。赤ちゃんのうるおいを守ること以外にも、鼻や耳の掃除アイテムや、便秘が改善されるように肛門を刺激する際の潤滑油としても欠かせません。
■ベビーオイルの成分って?
ベビーオイルの主成分は、
ミネラルオイル。ミネラルオイルは別名「鉱物油」とも呼ばれ、非常に安全性の高い成分です。
ほかの物質との反応を起こしにくいオイルなので、肌への負担が少なく、赤ちゃんにも刺激になりにくいオイルなんですよ。もちろん、肌の弱い大人にもおすすめ。
■ベビーオイルのメリット・デメリット
赤ちゃん用のベビーオイルは、育児に欠かせない商品です。しかし、赤ちゃんと一緒に使うママから大人の女性たちまで幅広い層に人気があります。
なぜ、赤ちゃんだけではなく、大人もベビーオイルを使っているのでしょうか? 大人もうれしいベビーオイルのメリット、見落としがちなデメリットをご紹介していきますね。
▼メリット
たくさんのオイル製品が販売されている中で、ベビーオイルを選ぶ理由は
「コスパの高さ」にあります。さまざまなキャリアオイル(植物から抽出されたオイル)と比較しても、価格が安いので、その分たっぷり使用できるんです。赤ちゃんの消耗品は意外と値段がかかるので、安さはうれしいポイントですね。
また、原材料に不純物があまり入っていないため、
肌への安全性も高いといわれています。キャリアオイルではアレルギー反応が出てしまう人もいますが、ミネラルオイルでアレルギー反応が出にくいともいわれています。
▼デメリット
保湿剤として用いられるベビーオイルですが、じつは保湿力はあまり強くありません。水分の蒸発を防ぐ保護膜としての役割が強いです。
また皮膜効果が高いため、
毛穴の詰まりを引き起こすケースがあります。
その場合は、つけ過ぎが原因。ベビーオイルは、うっすら膜をつくる程度の量で使用してくださいね。
■赤ちゃんに・ベビーオイルの基本的な使い方
ベビーオイルで赤ちゃんのスキンケアをするなら、
入浴後の肌がやわらかくなっているうちに塗るのがおすすめです。ただし赤ちゃんの皮膚は、大人に比べて薄く、刺激にもとても敏感です。このためスキンケアに用いる商品は必ず
パッチテストを最初に行いましょう。
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<パッチテストのやり方>
- 赤ちゃんの入浴後、二の腕や太ももの内側にベビーオイルを10円玉サイズに薄く塗る
- そのまま4~5時間放置して、様子をみる
- 1~2日置いて、異常などなければ、首や顔など敏感なところに塗る
もし赤み、湿疹が出ていれば、使用は中止しましょう。
<ベビーオイルの付け方>
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- 体全体にベビーローションを塗る
- ローションでうるおった肌へフタをするようにベビーオイルを塗る
ベビーオイルは、数滴でも伸びがよく肌に密着します。大量に出してしまうとベタベタしてしまい、逆に不快感しか残らなくなるので注意しましょう。
乾燥しやすい部分には重ね塗りをすると、よりしっとりとケアできるのでおすすめです。