4月19日公開の
『映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン 〜失われたひろし〜』で、ゲスト声優を務める
ぺこさんと
りゅうちぇるさんにインタビュー。
2016年に結婚し、2018年には待望の第一子・リンクくんが誕生。互いに惹かれ、尊敬し合っていることが伝わるおふたりのパパ・ママとしての素顔に迫ります。
前編では、『クレヨンしんちゃん』への想いやアフレコの様子、そして、家族になることで生まれた“愛のカタチ”について語っていただきました。
■個性的なパパママだから、子どもをしっかり愛せる
©臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2019
――『クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン』に出演が決定したときのお気持ちは?
ぺこさん(以下、ぺこ):国民的アニメへの出演ということで、とにかくびっくりしました。本人役なので、しんちゃんの仲間になれた気がして、すごくうれしかったです。
りゅうちぇるさん(以下、りゅうちぇる):僕もスケジュールに入ったときには、ウソなんじゃないかと思うくらい信じられなくて(笑)。本人役ということもまだ知らなかったので、“どういうことなんだろう? どういう仕事なんだろう? 僕たち何をするんだろう?”と。でも、小さいときから見ていたアニメに携われるということが、とてもうれしかったです。
――おふたりで、どんな会話を?
ぺこ:「どういうこと!?」って話したよね? まさかすぎて…。
りゅうちぇる:うん(笑)。さっきアフレコをしてきたばかりなんですけど、動いているキャラクターを見て「こんなにかわいいの!?」と、本当にびっくりしました!
――アフレコはいかがでしたか?
ぺこ:声優のお仕事は初めてで、難しいだろうなと思っていました。
でも、本人役ということで、8割はアドリブでOKだったんです(笑)。だから、すごく楽しかったです!
りゅうちぇる:ドキドキしていたけど、僕とぺこりんのおうちでの会話のようなセリフだったので、お仕事という感覚とはちょっと別の感じがしました(笑)。
ぺこ:何度か録るうちに、どんどん(劇中場面の)海にいる気持ちになってきて。「りゅうちぇる~」と言って走ったり、クルクルと回されたり。おうちでも抱き合いながらクルクル回ったりするので、本当にいつもどおりでしたね(笑)。
――では、『クレヨンしんちゃん』の魅力についても聞かせてください。
©臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2019
ぺこ:本当だったら怒られてしまいそうなことでも、しんちゃんがすると愛くるしくて、何があっても憎めない。しんちゃんにしかない魅力の持ち主ですよね。
野原一家全員、超個性的でかわいくて、楽しくて、みんなが憧れるようなファミリー。そして、そんなキャラクター性がとてもおもしろいと思います。
りゅうちぇる:ひろしとみさえが、個性的なパパとママなんですよね。そんな親だからこそ、
子ども(しんのすけとひまわり)の個性も含めて、しっかりと愛してあげられるんだと、親になって気がつきました。
僕とぺこりんも、どちらかと言うと個性的なパパとママだから、野原家のみんなのように、それぞれの個性を認めてキラキラしていたいと思いました!
――野原家から学ぶことはありますか?
©臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2019
ぺこ:もし私がしんちゃんのママだったら、怒ってばっかりになってしまいそう(笑)。でも、みさえは怒るけど
“それがしんのすけだよね”と愛していることが伝わってくるので、本当にみさえみたいなママになりたいと思います。
りゅうちぇる:『クレヨンしんちゃん』にはおもしろいシーンがいっぱいあるけど、
野原家は意外と普通の家族。みさえが朝起きて、急いで支度をして、ひろしを起こして、お弁当を作って、でも幼稚園バスに乗り遅れて、自転車で園まで猛ダッシュして(笑)。
その生活感に、自分を重ねるところもあります。ひろしががんばって、みさえも超がんばる野原家は、
家族のバランスがすごく良い。親としても尊敬しますね。