コミックエッセイ:なんとかなるから大丈夫!
20代の頃は明るい服が好きだったけど…子育てして変わった私の「服装」【なんとかなるから大丈夫! Vol.52】
ウーマンエキサイトをご覧のみなさまピンキーです。
息子が生まれてから、優先順位は息子が一番になりましたし、気持ちにも変化がありました。
子育てして変わったことは、とても多いと思います。
そんな中でも今回は、私自身の服装の変化について書きます。
■明るい服が好きだった
20代の頃は、意識して明るい色の服を着るようにしていました。
明るい色の服を着ていると、気持ちが明るくなるような気もしましたし、明るい色やキラキラした物が大好きだったのです。
介護の仕事を始めたとき、服装はズボン以外は自由だったので、いろいろな服を着ていました。
ただ、仕事に明るい色はあまり良くないんじゃないかと思い、控えていたのですが…。
たまたま、明るい色の服を着ていた日、利用者さんが服に反応してくれました。
私が働いていたのは、認知症の方を対象とした施設で、普段はあまり言葉を発さない方もいらしたのですが、その方は、私が花柄のエプロンをつけていたときに、
笑顔で「満開だねぇ」と言ってくださって、それがとてもうれしかったんですね。
利用者さんの刺激にもなるような気がして、家でも職場でも、ますます明るい色を身につけるようになりました。
仕事を辞めて、夫のおばあちゃんの介護を始めたときも…。
私は明るい色の服を着ていました。
認知症のおばあちゃんは、私の顔も名前も、覚えられなかったと思います。
それでも、何となく頭の片隅に
“明るい色の服を着たあの子”という印象が残ればいいな…そんな風に思っていました。
時はたち、息子が生まれ、幼稚園へ通うことになりました。
そこで、私はふと気づくのです…。