コミックエッセイ:特別じゃない日を特別にする方法

生まれた時の体重の米を愛でる…!? 子どもたちの素直な反応がかわいいすぎる!【特別じゃない日を特別にする方法 Vol.3】


次男はというと、ほんの2年前の自分の重さのお米抱っこして、「これはアカチャンヨ!!」と喜んでいました。
生まれた時の体重の米を愛でる…!? 子どもたちの素直な反応がかわいいすぎる!【特別じゃない日を特別にする方法 Vol.3】
「アカチャン、ナイテルカラ…」と一生懸命お世話しているかと思ったら、バスタオルを剥ぎ取って米を叩いたり顔を剥がそうとしていて「袋は二重にしておくべきだったな…」とちょっと反省。

長女は、新生児のころの自分にメロメロ。「初めて見た時からこの子はなんてかわいんだろうって思ったの!」なんて言いながら、ずっと笑顔で抱っこしていました。

生まれた時の体重の米を愛でる…!? 子どもたちの素直な反応がかわいいすぎる!【特別じゃない日を特別にする方法 Vol.3】
すると、新生児期の親の生活が気になって仕方がないらしく、「お母さんご飯を食べる時はどうしてたの?」「お母さんがくしゃみしたくなったらどうしてたの?」など、いろいろ質問を受けました。すると、自分がお茶を飲む間、お米の赤ちゃんを抱っこしていてとリクエストが…。
生まれた時の体重の米を愛でる…!? 子どもたちの素直な反応がかわいいすぎる!【特別じゃない日を特別にする方法 Vol.3】

抱っこしてよみがえったあの記憶…!

もちろん私も抱っこしてみました。まずは米を横抱きして「あー、こんな感じだったなぁ。思ったよりも重い感じがするなぁ」と懐かしく思いました。

そして今度は縦抱きしてみよう、と持ち替えた瞬間思いました。
「あっ!!これ知ってる!!!!」
生まれた時の体重の米を愛でる…!? 子どもたちの素直な反応がかわいいすぎる!【特別じゃない日を特別にする方法 Vol.3】
縦抱きした米は、授乳を終えてゲップ待ちの脱力した新生児とものすごく感覚が似ていました。あの新生児特有の脱力感って、産後の2週間くらいしか経験できないので(個人の感想ですが)、本当に懐かしく思いました。すっかり忘れていた感覚を久しぶりに思い出して、なんだか感慨深かったです。

その後も米を抱っこ紐に入れて「抱っこよりこっちの方が楽なんだね」と話したり、エア授乳を始めたり、米に添い寝したりしつつ、それぞれ新生児の自分と楽しく過ごしていました。
生まれた時の体重の米を愛でる…!? 子どもたちの素直な反応がかわいいすぎる!【特別じゃない日を特別にする方法 Vol.3】

お米を抱っこしたら赤ちゃん時代の自分に興味津々

この体験をしたことで、子どもたちは自分が赤ちゃんだったころのことが気になりはじめたようで、当時の思い出をいろいろと話しました。夜全然寝てくれなかったこと、授乳の途中で寝てしまうので何度も起こして飲ませたこと、上の子がちょっかいを出すので2人目以降はいつも抱っこ紐で昼寝させていたこと。

みんな、ただただ楽しそうにお米を抱きながら当時の話を聞いてくれました。

そんな姿を見ながら、「本当にみんなすっごく大きくなったな」としみじみ…。不思議な気分でした。

そして、最終的に3つ中2つの米の袋がやぶけました。ちなみに長男と長女の袋です。まさかの次男のだけ無事という…笑

またひとつ、特別な日が増えました。

生まれた時の体重の米を愛でる…!? 子どもたちの素直な反応がかわいいすぎる!【特別じゃない日を特別にする方法 Vol.3】
文・イラスト むぴー

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