コミックエッセイ:特別じゃない日を特別にする方法
待ったなし! 工作資材を大量に用意したら子どもは何を作るのか試してみた【特別じゃない日を特別にする方法 Vol.10】
夫はネット情報を元に牛乳パックを使って輪ゴムで動く車を作り始めました。「久しぶりすぎて何をしたらいいのか全然浮かばない…」とのこと。私は、ダチョウのような操り人形を作ることにしました。紙コップに破いた画用紙をのり付けしていると、「トンちゃんも同じのしたい」次男がやってきたので同じように画用紙を紙コップに貼るのを手伝いました。
自分の好きなようにどんどん作っていく長男と長女と違って、次男は誰かがやっているのを見て「自分もあれと同じことをしたい!」と誰かの何かを真似して作っていました。こうやってみんなで一緒に作業するのを見ながら次男はいろんなことを学んで吸収していくんだなぁと感じます。
子どもたちは大きなものをどーん!というよりは、自分が気になるものを心の赴くままたくさん作った感じでした。それぞれ性格が出ている気がします。
楽しすぎて翌日までの持ち越しが決定!?
そしてあまりに楽しかったのか、翌日も「工作またやりたい!!」とのことで、前日の残りの工作資材を使って2日連続工作大会をすることになりました。今までいろんな活動をしましたが、好評すぎて翌日も続行っていうのはあまりない気がします。
2日目は雲行きが怪しくなってきた…?
みんな楽しそうですが、少しずつ雲行きが怪しくなっていきます。使い道もないのに大量に出されるテープ、ガムテープを巻きつけられたテーブル。全て繋げられる竹ひご、大量の剣と盾、そして始まる戦いごっこ。
思ったように作れなくて大泣きする長女(しかも複数回)。弓と矢を作り始める長男、作ったものを破壊して回る次男。そして、ぐっちゃぐちゃの部屋。
これはストレス〜!!!! たくさんあったはずの工作資材も2日間の工作大会でほぼ全部無くなりました。最終的に作ったものはこんな感じ。
それぞれ作ったものに性格が出ていますね。誰かの真似をしながら楽しんでいた次男、キラキラしたものやかわいものなど飾るものを中心に作った長女、糸電話やコマ、皿回し、剣や弓、釣竿など遊び道具を作った長男。夫は動く車(完成直後に次男が破壊)、私は操り人形を作りました。
工作を思いっきり楽しんだ2日間の感想は?
子どもたちに感想を聞いてみると、「ものすごく楽しかった!!!」とのこと。
長男は「工作に使えるものがたくさんあるのが1番嬉しかった!」、次男は「たくさん工作したよ」とニコニコ報告してくれました。
うまく作れない!と何度も大泣きしていた長女にもどうだったか聞くと「すごく楽しかったよ!またやりたい!」と思った以上に楽しかったようです。
親としても家の備品を使われると「あっ使いすぎないで…!!」とビクビクしてしまいがちなのですが、
工作用と割り切って用意したものであれば、比較的広い心でいられるのもよかったです!
ちなみに夫は「久しぶりに工作をして、自分に創造性が全然ないことを再確認できた」と言ってました。自分で自由に作るのが好きな人と説明書に忠実に作るのが好きな人がいるよね!
今回はあまり大きな工作資材は用意しませんでしたが、段ボールや大量のガムテーム、いらないシーツなどもあったら大きな工作ができて楽しそうだなと思いました。
ただ、わが家の場合は
家の中も子どもたちの情緒もぐっちゃぐちゃになったので、今回よりも盛大に工作をするとなったら覚悟が必要そうです…。親は大変だったけれど、子どもたちからの評判は最高によかったです。なにせ前代未聞の2日間連続でやるくらい大好評でしたし。
あと、この2日間で作られた大量の制作物をどうしたらいいのか頭を悩ませています。
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