コミックエッセイ:なんで怒るの? 俺なにかした?
「舐められたら終わり」 夫のこじれた価値観…その背景にあるものとは【なんで怒るの? 俺なにかした? Vol.15】
※このお話は作者まるき八郎さんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。登場人物や団体や建物の名称はすべてフィクションです。
■これまでのあらすじ
結婚後、妻がイライラしている原因が自分だとは全く思っていない夫。家事をしないのは当然のこと、散らかしても妻に片づけさせる始末。飲み会では「妻に舐められるな」と言う上司に共感し、他の上司が話す「夫婦は助け合い」という言葉にはピンときていない様子。翌朝、妻にいびきと無呼吸を心配され病院を勧められると、「イライラしてるお前の方が病院行け」と言い返します。助け合いを語り出した夫に、妻が「家事してないじゃん」と返すと、「稼ぎが少ない方が家事するのが当然」と上から目線。何を言っても響かず、妻が「もういい」と話を終わらせようとすると、今度は夫が「謝れ」と食い下がります。妻が仕方なく謝るも、納得いかない気持ちは拭えません。そんな時、夫の目にテレビで流れたのは無呼吸症候群の危険性…。まさに妻が指摘したばかりのことでした。
■さっきは何も聞いてくれなかったのに…

