コミックエッセイ 本当にあった読者のはなし
強引なママ友に頼まれて…苦手な役員を引き受けた先の地獄とは<幼稚園のDVD係 2>【本当にあった読者のはなし Vol.92】
■「DVD係」に手を上げたひとりの保護者は?
DVD係を決める保護者会で、隣の席にいた黒いジャケットのSさんが堂々と手をあげて宣言しました。
その凛とした様子を見て、周りも私も、なんとなくホッとしたような空気。私にはあんな自信満々に手を挙げる勇気はありません。
できるなら静かにこの場が過ぎるのを待っていたい。でも、心の片隅では、自分が何もできていないことや責任から逃げてしまっていることに引け目も感じていました。
Sさんみたいに堂々とはできない自分に、自己嫌悪がじわじわと広がっていきます。「こんなことで大丈夫なのかな」とずっと心が沈んだままでした。
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