コミックエッセイ ママ友トラブル図鑑
ママ友にあげた服が古着屋に!?娘との思い出を踏みにじられて…<お下がりあげたら 3>【ママ友トラブル図鑑 Vol.60】
■古着屋で見つけた、娘の思い出の洋服
週末、近所のリユースショップをぶらぶらしていたときだった。
娘の靴を見に行ったついでに、何となく子ども服の棚を覗いた。
「へぇ、けっこうキレイなの置いてあるんだ……」
そう思いながら指先で服をめくっていたとき――ふと、ある一枚が目に入った。
薄いラベンダー色のカーディガン。前身頃に小さな白いリボンの刺繍。左袖口には、うっすらとしたインク染み。
リユースショップの棚の前で、私は声にならない声をつぶやいていた。
思い出のカーディガンが、無言でそこにあった。
娘がくるっと回って笑った、あの日の服。
お気に入りが着れなくなって泣いて、バイバイして、成長を感じた。
そして、助けになればとえりかさんに譲った服。
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