コミックエッセイ 本当にあった読者のはなし
「財布出して」妻が強引に請求!生活費は全部渡してるはずなのに…<義弟が離婚を決意するまで 4>【本当にあった読者のはなし Vol.123】
■義弟の生活費はどこに消えているのか?
それなのに、食費や日用品の買い物のたびに「財布を出せ」と言われる。
「どこにお金が消えてるのか、全然わからなかったです。通帳も見せてもらえなかったし、『私に任せておけばいいの』って言われて」
それでも息子のために、と彼は我慢を続けました。
夜、眠る子どもの隣でスマホを開き、安い食材を探して、翌日の弁当の下ごしらえをしていたそうです。
「副業も始めたんです。小さい仕事を夜にこっそりやって」
そう言う彼の声は、静かで、どこか痛々しく聞こえました。
「でも、気づいたら、僕の小遣いから外食代も出してて…」
彼は笑いながら言いましたが、目の奥は笑っていませんでした。
私は思いました。彼はきっとお金だけじゃなく、心の余裕までも吸い取られていたのだと。
次回に続く(全10話)毎日更新!
※この漫画は読者の実話を元に編集しています。また、イラスト・テキスト制作に一部生成系AIを利用しています。
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