くらし情報『型絵染の人間国宝・芹沢けい介による愛らしい文様デザイン集【NADiffオススメBOOK】』

2016年1月21日 21:00

型絵染の人間国宝・芹沢けい介による愛らしい文様デザイン集【NADiffオススメBOOK】

『芹沢けい介』芹沢けい介

『芹沢けい介』芹沢けい介

各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「ナディッフ(NADiff)」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は東京・渋谷の支店 NADiff modern(東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura地下1階)です。

■『芹沢けい介 文様図譜』芹沢けい介(けいは金偏に圭、以下省略)

型絵染(型染)の人間国宝として知られている染色家、芹沢けい介。生涯の師である柳宗悦と沖縄の染物・紅型(びんがた)に出会ったことを契機に、型染めを中心とした染色の道を歩み始める。

型染のすべての工程を一貫して手掛け、その仕事を創造的な領域に高めた。芹沢の模様には、文字、植物、人物、風景など日々見たもの、感じたもの、考えたものがそのまま文様になっているようだ。元々画家志望で幼少時より画才が認められる程の腕の持ち主であり、植物や静物の写生は欠かすことなく生涯続けられ、その丁寧な仕事ぶりは文様の形の細部にも見ることができるだろう。


本書は、彼の創造性豊かな眼を通して形作られた文様図譜が多数掲載されており、“生活の美”を体現している日々の暮らしも紹介されている。

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