2016年7月1日 13:00
セント・マーチンズ美術大学×ここのがっこう、世界に羽ばたくデザイナーになるためのサマーコースを実施
ファッションデザイナーの山縣良和が設立したここのがっこうが、世界最高峰のファッション教育機関としても有名なセントラル・セント・マーチン美術大学とのコラボレーションによって8月1日から5日まで、1週間のサマーコースを実施する。セントラルセントマーチンズ美術大学と日本の学校が取り組むことは初の試みである。多くの学生やデザイナーが世界的な舞台で評価を受けるようになった一方で、ファッションデザインを通して世界とコミュニケーションする能力に長けていないがために、なかなか世界へ次の一歩を踏み出せない状況でもある日本。そこで今回は、実際の海外経験で得たノウハウを元に、世界で仕事をする上で大切なことを学べるカリキュラムを1週間のサマーコースとして実施する。講師はセントラルセントマーチンズBAファッション科で講師を務める西尾マリア及び山縣良和。カリキュラムでは英語を交えながら授業を行い、マインドマップを通じて自分自身に向き合い、作品の核となるコンセプトを導きだしていき、最終日にはプレゼンテーションを行う予定だ。各自が持参したポートフォリオ、またはコンセプトやデザインリサーチをまとめたスケッチブックをベースにしながらそれぞれのデザインやアイディアを様々な視点から見ていき、どの様なコミュニケーションで世界に伝えていくかを学ぶ。