映画『RAW〜少女のめざめ〜』生肉を食したベジタリアン少女の変貌と本性描く、青春ホラードラマ
映画『RAW〜少女のめざめ〜』が、2018年2月2日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国の劇場で公開される。
生肉を初めて食したベジタリアン少女の変貌と本性描く、ダークな青春ドラマ
本作は、厳格なベジタリアン一家に育った少女・ジュスティーヌが、とあるきっかけで生肉を食して以来、次第にその本性を露わにしていくさまを描くダークな青春ホラードラマ。サイコホラー的要素と合わせて、一人の少女の成長物語としての一面を、リアルでダークな世界観で描き出した問題作だ。
ストーリー
厳格なベジタリアンの獣医一家に育った16歳の少女ジュスティーヌは、両親、姉と同じ獣医学校に入学。初めて親元を離れ、見知らぬ土地の大学寮で学生生活を送ることになった彼女は、新しい環境で不安に駆られる日々を過ごす。
そんな中、新入生通過儀礼として生肉を食べることを強要されるが、どうしても学校に馴染みたいという思いから家族のルールを破り、人生で初めて肉を口にしてしまう。しかし、その行為によってジュスティーヌの本性が露わになり、次第に変貌をとげていく。以降、彼女の周りで猟奇的な事件が次々に起こるようになるのだった。
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