くらし情報『展覧会「世界の絣(かすり)」文化学園服飾博物館で、約20か国の"絣"ドレスや着物などが集結』

2019年4月20日 12:25

展覧会「世界の絣(かすり)」文化学園服飾博物館で、約20か国の"絣"ドレスや着物などが集結

展覧会「世界の絣(かすり)」文化学園服飾博物館で、約20か国の"絣"ドレスや着物などが集結

展覧会「世界の絣(かすり) Ikat Textiles from the World」が、文化学園服飾博物館にて開催される。期間は2019年6月14日(金)から9月10日(火)まで。

絣とは、古来より世界各地で行われてきた染織技法の1つ。あらかじめ織り糸を染め分けた後に織りあげるという技法で、境目がかすれたような、柔らかな雰囲気の模様が特徴だ。

絣には、経糸に染めを施す経絣(たてがすり)、緯糸に施す緯絣(よこかずり)、経緯両方向に施す経緯絣(たてよこがすり)といった種類がある。生み出されるパターンも、素朴な幾何学文様から複雑で精緻な絵画文様までさまざまな表現が存在する。

展覧会「世界の絣 Ikat Textiles from the World」では、日本、アジア、ヨーロッパ、アフリカなど約20か国の多様な絣を紹介。絣という染織技法に注目することで浮かび上がる、それぞれの地域の特色に迫る。


展示物は日本の大和地方または近江地方で、明治時代後期から大正時代に作られたとされる着物や、フランスで1860年頃に仕立てられたクラシカルなデイ・ドレスなど。その他にも、1925年頃のヨルダンの女性用衣装や、20世紀初期のカンボジアの儀礼用掛布・ビダンなどが並べられ、観覧者は時代も地域も異なる様々な絣表現を見比べることができる。

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