くらし情報『【『インビジブル』感想1話】異質のバディが揺さぶる境界線』

2022年4月19日 12:47

【『インビジブル』感想1話】異質のバディが揺さぶる境界線

【『インビジブル』感想1話】異質のバディが揺さぶる境界線

Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。

2022年4月スタートのテレビドラマ『インビジブル』(TBS系)の見どころを連載していきます。

かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。

『きれいはきたない、きたないはきれい。飛んでいこうよ、霧と汚れた空の中』。

シェイクスピアのマクベス。三人の魔女が主人公のマクベスに語りかける、あまりにも有名なこの一節。

TBS系で放送される金曜22時、重めのサスペンスに定評のあるこの枠で、新しく始まったドラマ『インビジブル』(主演・高橋一生)を見ながら上記の一節を思い浮かべていた。


優秀な刑事が、同僚の事故や殉職を契機にアウトローに変貌して、法を無視した捜査を始める。周囲はそれをもてあます。これは『あるある』。

【『インビジブル』感想1話】異質のバディが揺さぶる境界線

そこに風変わりな(往々にして主人公の刑事とは性格が逆の)パートナーが現れる。どうやら主人公の過去の事件とも因縁がありそうだ。

二人はいくつかの現在進行形の事件を解決しながら、過去の事件が動き出す。これも『あるある』。

今作が違うのは、現れたパートナーが裏社会の周辺いやど真ん中、闇サイト等を通じて犯罪者を連携させ支援する『犯罪コーディネーター』という謎の存在であること。

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