2024年2月27日 09:40
サラダ油の思わぬ使い道に「ずっと火を通してた」「やってみる」
キッチンに常備していることが多いサラダ油。あなたはサラダ油が、どんな油なのかをご存じでしょうか。
そもそもどんな成分なのか、なぜ名前にサラダが付いているのかなど、意外と知らないことが多いかもしれません。
そこで、植物油の業界団体である一般社団法人日本植物油協会に、サラダ油について聞いてみました。
サラダ油は生でも使用できる!
――サラダ油とはどんな油なのか?
サラダ油は、生でも食べられるよう、より精製度合いを高めた良質の食用油です。
1920年代中頃に、サラダ料理などの生でも使用できる食用油として販売されました。
低温でも結晶化しないように精製されており、日本農林規格、つまりJAS規格の基準を満たしたものだけがサラダ油と表示できます。
――どんな油で構成されている?
JAS規格では、大豆、菜種、トウモロコシ、ヒマワリ、米、綿実(わたざね)、サフラワー、ゴマ、ブドウの油に対して、『サラダ油の基準』が規定されています。
例えば、大豆油のみであっても、JAS規格の基準を満たしていればサラダ油と表示できます。
また、2種類以上の油を混合して作られたサラダ油は『調合サラダ油』と呼ばれます。