狭い玄関で靴がごちゃつく、そんな時は? プロが教える100均グッズの活用法
外出先から帰宅した際、玄関で脱ぎっぱなしになった靴を見て「片づけなきゃ」とため息をついていませんか。
「玄関をきれいに保つために、脱いだ靴は毎日下駄箱へしまわなければならない」
そう自分に言い聞かせて無理をしている人もいるかもしれません。
整理収納アドバイザーの熊田朱実さんによれば、完璧を目指しすぎないことこそが、玄関をスッキリ保つ秘訣なのだそうです。
玄関に靴が一足も出ていない状態を保たなくていい
熊田さんに頑張らない玄関収納術についてうかがいました。
――玄関をきれいにするためには、やはりすべての靴を下駄箱にしまうべきですか?
きれいにすることも大事ですが、生活しやすくなるのが一番です。毎日使うような普段履きの靴まで、すべてを片づける必要はないと思いますよ。
出しっぱなしにしておくのも、1つの手です。無理をして片づけ、日々の動作がストレスになっては本末転倒ですからね。
画像提供:熊田朱実
大切なのは、自分にとって心地よいバランスを見つけることだそうです。
ただ、「出しっぱなしでよい」と言われても、やはり見た目のゴチャつきが気になる人もいるでしょう。
――どうしても靴の出しっぱなしが気になってしまう際の、よいアイディアはありますか?
下駄箱(収納庫)の下に隙間がある場合は活用してみましょう。ここに100円ショップ(以下、100均)などで手に入る『つっぱり棒』を2本設置するだけで、簡易的な棚が完成します。
この上に直接靴をおくだけで、玄関の床に靴がない状態を作れます。
――つっぱり棒を使うほどの隙間がない場合はどうしたらいいでしょうか?
専用のシューズトレイを使えば、1足分ほどの隙間しかなくても、スムーズに出し入れできます。
これなら、脱いだ後にサッと隠すだけで、見た目がスッキリしますよ。
画像提供:熊田朱実
デッドスペースを賢く使うことで、利便性を損なわずに玄関をきれいにできるのは嬉しいですね。
――下駄箱の収納力が足りない時は、どうすればよいでしょうか?
100均で販売されている『高さ調整グッズ』の活用がおすすめです。
これを使えば、一段のスペースに靴を重ねて収納できるため、単純計算で収納力が2倍になりますよ。
画像提供:熊田朱実
身近なアイテムを1つ足すだけで、玄関が狭くても、スムーズに収納できるのだそうです。
画像提供:熊田朱実
暮らしやすさを一番に考える片づけ術
玄関の片づけは、単に家をきれいにする作業ではありません。
「いってきます」と「ただいま」の瞬間を、少しでも軽やかな気持ちで過ごすための思いやりです。
画像提供:熊田朱実
完璧を目指して疲れてしまうよりも、自分が楽に維持できる方法を見つけてみてはいかがでしょうか。
[文・取材/LUIS FIELD構成/grape編集部]