『早炊き』と『通常モード』の味はどう違う? 象印が教えるのは
炊飯器には『早炊き』や『急速』といったメニューが搭載されていることがあります。
通常より短時間でご飯が炊き上がるため、忙しい時に便利な機能ですが「どうして早く炊けるの?」「味は変わらないの?」と疑問に思う人も多いでしょう。
本記事では、炊飯器の早炊き機能の仕組みと、メリット、デメリットについて、象印マホービン株式会社に聞いてみました。
早炊き機能はどれくらい早いのか
早炊き機能とは、通常の炊飯メニューよりも短い時間でご飯を炊き上げる機能のことです。
炊飯器の機種によって差はありますが、一般的には通常メニューの半分程度の時間で炊き上がる場合もあります。例えば、通常の白米モードでは約1時間かかる炊飯でも、早炊きモードなら15~20分程度しかかかりません。
早炊きが早い理由は炊飯工程の短縮
早炊き機能は、炊飯工程を短縮することで、短い時間でご飯を炊き上げることが可能です。
※写真はイメージ
炊飯器でご飯を炊く工程は、主に『吸水』『加熱』『蒸らし』の3つで構成されています。
通常メニューでは、米にしっかり水を吸わせる吸水時間や、炊き上がり後の蒸らし時間を十分に確保することで、ふっくらとしたご飯に仕上げられるのです。
早炊き機能ではこれらの工程を短縮、または一部省略して炊飯を行います。具体的には、吸水時間を短くしたり、蒸らし時間を減らしたりすることで、炊飯全体の時間を大幅に短縮しているのです。
早炊き機能のメリット
早炊き機能においては、炊飯時間の短さが最大のメリットといえます。通常よりも大幅に時間を短縮できるため、急いでいる時でも手軽に炊きたてのご飯を用意できるでしょう。
※写真はイメージ
朝の忙しい時間帯や帰宅後すぐに食事を作りたい時、炊飯を忘れていた時、急な来客があった時など、急いでいるシーンで活躍します。
また、短時間で炊けるため、必要なぶんだけ炊いて、冷凍ご飯に頼らずに炊き立てを食べられるのも利点です。
早炊き機能のデメリット
早炊き機能にはデメリットもあります。
炊飯工程を短縮しているため、通常メニューと比べると、米本来の甘みや香りを十分に引き出しにくく、味わいがやや物足りなく感じるとのこと。
また、吸水時間が短いため、炊き上がりの食感がややかためになったり、ふっくら感が弱くなったりする場合もあります。
炊飯のモードは使い分けが大切!
おいしいご飯を炊きたい時には通常メニューを使うほうがよいでしょう。
どうしても時間がない時だけ、早炊き機能を使うというように使い分けるのがいいかもしれません。
炊飯器を上手に使って、毎日のご飯をおいしく食べてくださいね。
[文・取材/ブリジア構成/grape編集部]