ピーマンの縦切りと横切り、何が変わる? 食育ソムリエに「おすすめの使い分け」を聞いた
ピーマンは、ビタミンC、β-カロテン、ビタミンE、カリウムなどを含む、栄養豊富な野菜ですが、苦みがあるのが特徴です。
苦みは料理のよいアクセントになるのですが、なかには苦手という人もいるでしょう。
しかし、ピーマンは切り方によって、苦みを抑えることができるのをご存じでしょうか。
ピーマンが豊富に出揃う『JAセレサ川崎』の大型農産物直売所『セレサモス』に取材し、食育ソムリエの新海嘉子さんに答えていただきました。
苦いのが苦手なら縦に切るのが正解!
ピーマンを使う定番料理『青椒肉絲(チンジャオロース)』では縦切りに薄く切ったピーマンが入りますし、ピザトーストなどでは輪切り(横切り)のピーマンをパンにのせますね。
縦切りと横切りの使い分けについて新海さんにうかがったところ、以下の回答がありました。
ピーマンは縦に繊維が通っているため、切る向きによって『食感』と『苦味』が大きく変わります。
繊維に沿った縦切りにすると、シャキシャキした食感が楽しめ、苦味成分が出にくくなります。
繊維を断つように切る横切りでは、火が通りやすくなり、やわらかい食感になりますが、その反面、苦味成分が出やすくなります。ピーマン嫌いのお子様には縦切りがおすすめです。
サラダや青椒肉絲など炒め物では、シャキシャキの食感や甘みの感じやすい縦切りが向いています。
煮込み料理やスープなどでは、やわらかく食べやすい食感になる横切りが合うでしょう。
縦切りにしたほうがピーマンの苦みを感じにくくなるのですね。
※写真はイメージ
ピーマンの選び方
また、店頭などでピーマンを選ぶ際のアドバイスがありました。
ヘタの切り口がみずみずしい緑色で、色が濃くてツヤと張りのあるものを選びましょう。水分をよく含んで重さを感じるものが肉厚でジューシーです。
『セレサモス』宮前店に勤めている新海さんから、最後に以下のメッセージをいただきました。
『セレサモス』には、収穫したてで新鮮な農産物が毎日たくさん出荷されています。季節ごとの旬が楽しめるJAの直売所にぜひご来店ください。
ピーマンを料理に使う際には、料理に合わせて縦切り・横切りについて気を使うといいかもしれませんよ!
[文・取材/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]