2泊3日の帰省中、プランターどうする? 菜園のプロが教える“水やり対策”
夏休みや帰省などで数日間家を空ける際、プランターで育てている野菜の水やりに悩む人も多いのではないでしょうか。
ミニトマトやナス、ピーマンなどの夏野菜は、高温や乾燥によって水切れを起こしやすい時期です。
そこで、旅行中にプランター菜園を枯らさないための留守前の準備や水やりのポイントについて、家庭菜園向け野菜苗ブランド『サントリー本気野菜』を展開する、サントリーフラワーズ株式会社(以下、サントリーフラワーズ)に話を聞きました。
枯れる原因は『水切れ』
夏場にプランター野菜が枯れる最大の原因は、強い日差しと高温による『水切れ』です。
画像提供:サントリーフラワーズ株式会社
トマトは比較的乾燥に強いものの、キュウリやナス、ピーマンなどは一度水切れを起こすと、花を落としたり、その後の回復が難しくなったりする場合があります。
また、水やりの基本は、鉢底から水が流れ出るまでたっぷり与えることです。
土は常に湿った状態がよいわけではなく、適度に乾く時間をつくることで根に酸素が行き渡りやすくなります。
しっかり水を与えた後は適度に乾かす『乾湿のメリハリ』が大切ですね。
出発前にしておきたい準備
留守にする際は、出発の直前に鉢底から水が流れ出るまでしっかり水を与えるのがおすすめです。
※写真はイメージ
また、不在期間にもよりますが、株の維持を優先したい場合は、半日陰へ移動させるのも有効でしょう。蒸散が抑えられるため、水切れを起こしにくくなります。
不在期間で対策を変える
留守にする期間によって、適した水やり対策は異なります。サントリーフラワーズによると、目安は次の通りです。
不在期間 おすすめの対策 注意点 1~2日 出発直前に鉢底から水が流れるまでたっぷり水やりする。 9号サイズ以下の小さめのプランターは半日陰へ移動する。 3〜5日 ・鉢皿に水を張る。
・ペットボトル式の点滴給水ノズルを活用する。 ※数日程度の留守なら耐えられるが、長期間になると根腐れの原因になるので注意。 1週間以上 大容量の給水装置を使うほか、生育状況によって、必要に応じて株を半分ほどの高さまで切り戻し、葉を減らす。 夏場に水やりなしで株を維持するのは難しく、本格的な対策が必要。
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特に3〜5日ほど留守にする場合は、市販のペットボトル式点滴給水ノズルなどを使い、根元へ少しずつ水を補給する方法が効果的でしょう。
給水グッズは事前に試しておこう
給水キャップやペットボトル式の点滴給水を使う場合は、旅行当日に初めて使うのではなく、事前に試しておくことが大切です。
実際に土へ差し込み、水がどのくらいの速さで減るのか、用土との相性に問題はないかを確認しておくと安心ですよ。
また、長期不在では、鉢皿への水張りと点滴給水を組み合わせるなど、複数の方法を併用するのも有効です。
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鉢皿に水をためる方法の注意点
底面に貯水できる構造を備えた菜園プランターであれば、通気口も設けられているため、根腐れを防ぎながら一定期間の水切れ対策ができます。
そのような構造ではない一般的なプランターでは、鉢皿に長期間水をためるのは避けましょう。
5日間以上水に漬けたままにすると、根が酸素不足となり、高温時には根腐れを起こして枯れてしまうリスクが高まります。
植物の様子を見ながら調整しよう
サントリーフラワーズによると、植物の様子をよく観察し、生育状況に合わせて水やりを調整することが大切です。
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旅行や帰省で家を空ける際は、不在期間に合わせた水やり対策を取り入れ、大切なプランター菜園を守りましょう。
[文・取材/ブリジア構成/grapeライフハック編集部]