スーパーで『常温』で売られてた卵、自宅ではどうすべき? プロに聞いた
スーパーマーケット(以下、スーパー)の店頭で常温保存されることもある卵は、自宅でも常温保存できるのか疑問に思う人も多いでしょう。
本記事では株式会社小林ゴールドエッグ(以下、小林ゴールドエッグ)に、卵は常温保存できるのか、正しい保存方法について聞いてみました。
卵は自宅でも常温保存可能?
卵は冷蔵保存が基本ですが、家庭でも賞味期限内であれば常温保存が可能です。
卵の賞味期限は『生食できる期間』を示したもので、保存温度によって長さが変わります。低温であるほど生食期間は長く、高温になると短くなる仕組みです。
一般的には流通時の冷暗所保存を想定して、賞味期限は2〜3週間程度に設定されています。
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実際、スーパーなどの店頭でも卵は常温保存されているのを見かけますが、これは冷蔵と常温を行き来することで生じる温度差による結露を防ぐためです。
小林ゴールドエッグによると卵の殻には目に見えない小さな気孔があり、結露が起こると菌が繁殖しやすくなったり、品質が劣化しやすくなったりします。
そのため、あえて温度を一定に保つ常温保存が選ばれているのです。
ただし、こうした常温保存はあくまで20℃前後を想定したもののため、気温が上がりやすい夏場は注意してください。
気温が高い場所で保存をしていると、賞味期限内であっても生食可能期間がすでに短縮されている可能性があります。
なお、賞味期限内であってもヒビ割れのある卵は傷みが早く進むため、常温では保存せずに速やかに加熱調理して食べましょう。
卵の保存のコツと注意点
卵を保存する時のコツと注意点について聞いてみました。
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1.ニオイ移りに注意
卵の殻には小さな気孔があり、周囲のニオイを吸収してしまう性質があります。
そのため、ニオイの強い食材の近くに置かないようにしましょう。
2.保存時の卵の向きは尖ったほうが下
卵の尖ったほうを下向きにして保存することで、パックの中で安定しヒビ割れを防げます。
ヒビ割れがあると劣化が早まるため、保存時の向きに気をつけることもポイントです。
3.卵を洗ってから保存はNG
市販の卵はすでに洗浄、殺菌されたうえで流通しています。
家庭で洗うと、殻の気孔を通じて逆に雑菌が入り込んだり、目に見えない傷がついたりする原因になるため、洗わずに保存しましょう。
正しい保存方法で卵をおいしく食べよう
卵は冷蔵保存が基本ですが、賞味期限内であれば家庭での常温保存も可能です。
保存のポイントを押さえることで、より長くおいしい状態をキープできます。
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また、卵の調理方法によって保存方法を使い分けるのもおすすめです。
卵かけご飯や目玉焼きのように、卵の立体的な形状やハリを生かしたい料理には、冷蔵した卵が向いています。
一方で、オムレツや玉子焼きのようにふわっとした食感を楽しみたい料理や、ゆで卵をきれいに剥きたい時は、常温保存した卵が最適でしょう。
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これは、卵を3〜7日程度常温に置くことで殻の中の炭酸ガスが抜け、食感がやわらかくなったり、殻が剥きやすくなったりするためです。
ただし、これはあくまで数日程度の話であり、過度に常温で放置するのは品質劣化につながるため避けましょう。
保存方法と調理方法、それぞれのポイントを押さえて卵をおいしく安全に楽しんでくださいね。
[文・取材/ブリジア構成/grapeフード編集部]