2021年2月3日 14:48
無給で働いていた高級マンションの清掃員 住人からの『贈り物』に言葉を失う
新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)のまん延によって職を失った人は大勢います。
アメリカ・ニューヨークでマンションの清掃員として長年働いてきたローザさんもその1人。
彼女はある高級マンションで20年間も清掃員として勤務していましたが、コロナウイルスによって一時解雇されてしまいました。
収入が減ったローザさんは家賃を払うことができなくなり、姉妹の家に住まわせてもらうことになります。
しかしローザさんはマンションの住民たちが彼女を必要としていることを知っていました。
そして彼女は解雇されてからも毎日仕事へ出向き、これまでと変わらない笑顔で働き続けていたのです。
働き者の女性に贈られたビッグサプライズ
2021年1月、いつものように出勤したローザさんにマンションの管理会社の男性が「ペントハウスをお見せしましょう」と声をかけます。
その部屋はリモデルが完了したばかりでまだ誰も入居していません。
ローザさんは「公開する前に、私がこの部屋を掃除するのね」と思っていました。
部屋に着くとそこは日当たりのいい高層階で、4つの寝室と3つのバスルーム、プロのシェフ仕様のキッチンに広い屋外テラスまで付いています。