くらし情報『大豆、サーモン…米国から輸入する食品の安全性を専門家が問う』

2018年10月5日 11:00

大豆、サーモン…米国から輸入する食品の安全性を専門家が問う

大豆、サーモン…米国から輸入する食品の安全性を専門家が問う


日本時間9月27日未明、ニューヨーク市内のホテルにて、1時間15分におよぶ日米首脳会談が行われた。安倍晋三首相とトランプ大統領との間で、日米の貿易交渉や北朝鮮問題などについて話し合いがなされた。

「今回の最大の焦点となったのは自動車の関税引き上げでしたが、“当面回避”での合意となりました。今後交渉が始まる農作物の貿易交渉に関しては、安倍首相も米国の要求に対して“妥協”を迫られることが予想されます」

こう話すのは、第一生命経済研究所経済調査部の首席エコノミスト・永濱利廣さん。

「自動車の輸入関税が引き上げられれば、日本からアメリカに輸出される車の販売にとっては大打撃となります。仮に日本国内での製造台数が10%落ち込むと、GDPでは4兆円の損失、4万人もの雇用に影響が出ると試算されるのです」(永濱さん)

日本の景気にも直結する自動車関税については、「現状維持」を守ることができた形だが、まだ「農作物」の関税問題が控えている。生活経済ジャーナリストの柏木理佳さんは、米国産の「大豆」について不安視する。

「現在、米中貿易摩擦によって、中国は米国産大豆に高い関税を課しています。
おそらく今後米国内では、大豆がだぶついてくるでしょう。

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