くらし情報『樹木希林さん人気なぜ続く?作品からみえる執着しない生き方』

2019年8月25日 11:00

樹木希林さん人気なぜ続く?作品からみえる執着しない生き方

(イラスト:おおしまりえ)

(イラスト:おおしまりえ)



昨年亡くなった女優の樹木希林さん(享年75)の遺作にして海外デビュー作映画「命みじかし、恋せよ乙女」が、8月16日から公開になりました。

長年に渡りテレビや映画に出演していた希林さん。その存在は晩年になるにつれ大きくなっていき、そして最後には女優としてだけでなく老若男女すべての人に愛される存在へとなっていったように思います。

彼女が昨年末に出版した書籍「一切なりゆき 樹木希林のことば(文春新書)」は、120万部を突破。2019年上半期に最も売れた本となりました。また時を同じくして発売された「樹木希林 120の遺言 死ぬときぐらい好きにさせてよ(宝島社)」は32万部を突破。こちらもいまだ勢いが衰えません。

死後、その人の存在が再評価されることは多々あります。
ただ彼女の場合、その存在がより注目を集めるようになったのは全身ガンを告白した2013年ごろからかもしれません。

女優としての功績は誰もが知るものですが、人としての魅力が多くの人に知られたからこそ今も本や映画が多くの人に愛されるのでしょう。ではこの変化の時代に、より愛されることとなった理由はどこにあったのか。

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