2020年1月20日 11:00
多すぎる洗剤が黄ばみの原因になる…お洗濯の新常識〇×クイズ
毎日のお洗濯、じつはちょっとした誤解から、洋服が傷んだり、臭いが付く原因を作っていることが多いという。“日本一の洗濯屋さん”に正しい洗濯のコツを学びましょう!
「“洗濯機におまかせ”では、衣類はきれいになりません!」
そう語るのは、クリーニング店「LIVRER YOKOHAMA(リブレ ヨコハマ)」の茂木康之さん。茂木さんは兄の貴史さん、友人の今井良さんと3人で“洗濯ブラザーズ”を結成。アーテストの衣装クリーニングのほか、主婦向けに洗濯術を指南している。
プロの視点から見ると、私たちの洗濯の常識にはNG習慣がいくつもあるようだ。今回はそんな洗濯の最新常識を○×形式でおさらい。すべて正解できたらかなりのお洗濯上手だ。
【Q1】洗剤の量は多いほうが汚れが落ちやすい
正解は×。
洗剤は多めのほうが汚れが落ちると思いがちだが、これは逆効果。洗剤の量を増やすと泡が立ちすぎて、その泡が汚れを保護してしまい、繊維から汚れが取れにくくなる。洗剤の残った箇所は黄ばみや部屋干し臭のもとになるモラクセラ菌が繁殖してしまう恐れも。
【Q2】シャツの黄ばみはとりあえず漂白剤で落とす
正解は×。漂白剤は刺激が強く生地へのダメージの原因に。