2020年2月29日 06:00
インフルエンザは医療費控除の対象?“医療費”知りたい2択クイズ
政府は今、「全世代型社会保障」を進めようとしている。これまで高齢者福祉に偏りがちだった社会保障を、子どもや現役世代も含めたすべての年代が満足できるものに変えていこうという。幼児教育の無償化がその一端だが、実は、負担が減ることばかりではない。財源が切迫していることから、逆に、負担増を強いられることも多いのだ。
「今、検討されているのはおもに2つ。1つ目は、一定の所得がある75歳以上の方が、病気などに支払う医療費を現状の1割から2割負担に引き上げること。2つ目は紹介状なしで大病院を受診したとき、今は初診料に最低5,000円が上乗せされますが、この上乗せ額を増やし、対象となる病院も増やすこと。医療費はますます上がっていきそうです」
こう話すのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。
そこで、医療費を節約できる方法を2択クイズ形式で荻原さんが出題!正解はどっち?
【Q1】医療費控除の対象になるのはどっち?
インフルエンザの予防接種 or 初期がんが見つかった人間ドック
正解は、初期がんが見つかった人間ドック。「1年間の医療費が10万円(所得が200万円未満ならその5%)を超えた場合、確定申告をすると税金が安くなり、払いすぎた分が戻ってきます。