くらし情報『スペインかぜ大流行生き抜いた108歳女性、COVID-19から生還』

2020年5月15日 11:00

スペインかぜ大流行生き抜いた108歳女性、COVID-19から生還

1918年、米カンザス州で撮影された患者がひしめくスペインかぜ専用の病棟(写真:AP/アフロ)

1918年、米カンザス州で撮影された患者がひしめくスペインかぜ専用の病棟(写真:AP/アフロ)



「恐らく国内最高齢のCOVID-19サバイバーだ」

USA TODAYがそう報じたのは、ニュージャージー州在住のシルヴィア・ゴールドショルさん。1911年に生まれた彼女は全世界で数千万人の命を奪ったスペインかぜのパンデミックを、そして二度の大戦をも生き抜き、現在は108歳になる。

老人ホームから新型コロナウイルス感染の報告を受けたのは、ゴールドショルさんの姪にあたるナンシー・チェイズンさんだった。ゴールドショルさんは結婚しておらず、子どもはいないが、親戚とは良好な関係を築いているという。姪家族は気を揉んだが、感染からわずか1週間後には「回復しました」との連絡を受けたとUSA TODAYは伝えている。

これまでは、ニューメキシコ州に住む108歳の男性が米国内最高齢のサバイバーだったが、ゴールドショルさんはこの男性より数カ月年上だという。

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