“withコロナ紅白”の寂しい舞台裏 会場は分散、差し入れ禁止
(写真提供:NHK)
11月16日に出場歌手が発表された『第71回NHK紅白歌合戦』。今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、史上初となる無観客で放送される。また、放送時間も近年より15分短縮され、午後7時30分から午後11時45分までの予定だ。
無観客を生かすため、毎年会場となっているNHKホールでは観客席を使った演出も検討しているとNHKは伝えているが、他にもコロナ禍ならではの対策をとっているようだ。
「出場歌手の密を避けるため、会場は少なくとも3か所に分散してパフォーマンスを披露してもらうそうです。NHKホールのほかに、NHK局内で一、二を争う広さのスタジオが拠点の1つとして決まっているとか。普段から音楽番組の収録に使われているスタジオです。審査員たちがNHKホールに一堂に会するのも、今年は辞めるそうです」(NHK関係者)
また、アーティストによる差し入れも原則禁止になったという。
「たとえば昨年、白組司会を務めた嵐の櫻井さんは紅白にちなんで赤と白のパッケージのカステラを差し入れしていたそうです。乃木坂46はメンバーの名前入りのチョコ、DA PUMPはイラスト入りタオルなどさまざまでした。