2021年7月30日 06:00
銀行の「値上がり手数料」リスト 三井住友ATMでは1回330円
手数料の値上がり幅は?(写真:アフロ)
夫の給料日にお金を引き出そうと思ったら、ATMの前は長蛇の列。「仕方なく空いている時間帯を見計らってお金をおろしたら、時間外手数料がかかってしまった」という声をよく聞く。
「銀行のATMからお金を引き出すときや、お金を振り込むときの手数料は、ちりも積もれば山となり、節約生活の大敵です!急に現金が必要になって、近くのコンビニのATMでお金をおろそうとしたら220円もの手数料がかかったといったケースもあります。ご自身のメーンバンクの手数料と、連携しているコンビニATMの手数料をもう一度よく確認しましょう」
そうアドバイスするのは、ファイナンシャル・プランナーの風呂内亜矢さん。
最近、これまでタダだった通帳の発行手数料が有料になったり、取引していない口座に管理手数料がかかったり、コストがかかる仕組みになった。
三井住友銀行では、紙の通帳を発行しようとすると、’21年4月1日以降に新規開設の口座から、年間550円(税込み、18歳未満と75歳以上は無料)がかかるようになり、みずほ銀行では1冊1,100円(税込み、70歳以上は無料)にも。それを知らないで発行してしまうと、思わぬ出費につながる。