飯塚被告 禁錮5年の妥当性に「気持ち的には短い」とジレンマの声
9月2日、過失運転致死傷の罪に問われていた旧通産省工業技術院の元院長・飯塚幸三被告(90)に禁錮5年の実刑判決が東京地裁から言い渡された。判決結果には納得しつつも、“違和感”を隠しきれない人が続出している。
’19年4月に、東京・池袋の路上で運転する乗用車を暴走させた結果、9人に重軽傷を負わせただけでなく、松永 真菜さん(享年31)と娘の莉子ちゃん(享年3)の命を奪った飯塚被告。
各メディアによると、20年10月から始まった公判で飯塚被告は、争点であるアクセルとブレーキを踏み間違えて事故を起こしたことを否定し、無罪を主張。いっぽうの検察側は「被告は不合理な弁解に終始し心からの反省を拒絶している」と、過失運転致死傷罪の法定刑で禁錮刑としては最長の7年を求めていた。
そして、9月2日に東京地裁は「飯塚被告はブレーキとアクセルを踏み間違え、アクセルを踏み続けたと認定できる」として、飯塚被告に禁錮5年の実刑判決を言い渡したのだ。
今回の判決の妥当性について、元検察関係者はこう語る。
「最後まで無罪を主張し続けた飯塚被告が、禁錮5年ということで判決を軽く感じる人もいることでしょう。
しかし、検察はもともと禁錮7年という法定の上限年数を検察側は求刑していますし、5年という裁判所の判決は量刑相場的には妥当なものだと言えます。
他の判例をあげると、’16年に宇都宮市で乗用車を制限速度を50キロオーバーで運転して、ガードパイプに衝突し同乗していた2人を死亡させた事件でも過失運転致死傷罪が適用されて懲役5年の判決でした」
とはいえ、飯塚被告は未来ある2人の母子の命を奪っている。それだけに心情的には判決に納得できないとジレンマを抱く声が多数あがった。
《気持ち的には禁錮5年は短いんだけど、最高7年だし過去の事例とかみるに禁固5年は妥当なのかなぁ》
《禁固5年か。心情としちゃ甘い判決に思うけど法律上この程度なんだよな…。》
《禁固5年は妥当な判決だと思うけどなぁ心情としては許せないけど法律によるところだから仕方ない》
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