くらし情報『12人が死亡した火災の原因に「5歳児がクリスマスツリーに着火」説が浮上』

2022年1月12日 19:10

12人が死亡した火災の原因に「5歳児がクリスマスツリーに着火」説が浮上

現場となった公営住宅(写真:AP/アフロ)

現場となった公営住宅(写真:AP/アフロ)



1月5日、米ペンシルベニア州フィラデルフィアで3階建ての二世帯住宅が燃え、子ども9人を含む12人が命を落とした。

フィラデルフィア市消防局のアダム・ティール署長は、1月11日に行った記者会見で、火元となったのは1階にあったクリスマスツリーであったことを公表した。The Philadelphia Inquirerなどが報じている。

火災発生当時、この家には18人が居住しており、亡くなった12人は全員3階にいた。

The Philadelphia Inquirerが入手した捜査資料によると、生き残った5歳の男の子が「ライターを使って遊んでいたら、クリスマスツリーに火が着いてしまった」と捜査関係者に話していたという。

捜査は、この証言を覆すことを目標として進められたが、反証に足る証拠は現時点で見つかっていない。ただ、「5歳の子どもの話だから」と、ティール署長は会見で責任の所在を明らかにはしなかった。

またティール署長は、屋内に6つ設置されていたはずの煙探知機はどれも動作せず、取りはずされていた可能性が高いと公表した。


天井の温度は1,000度近くに達し、有害な煙が充満した室内の視界はゼロ。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.