12人が死亡した火災の原因に「5歳児がクリスマスツリーに着火」説が浮上
現場となった公営住宅(写真:AP/アフロ)
1月5日、米ペンシルベニア州フィラデルフィアで3階建ての二世帯住宅が燃え、子ども9人を含む12人が命を落とした。
フィラデルフィア市消防局のアダム・ティール署長は、1月11日に行った記者会見で、火元となったのは1階にあったクリスマスツリーであったことを公表した。The Philadelphia Inquirerなどが報じている。
火災発生当時、この家には18人が居住しており、亡くなった12人は全員3階にいた。
The Philadelphia Inquirerが入手した捜査資料によると、生き残った5歳の男の子が「ライターを使って遊んでいたら、クリスマスツリーに火が着いてしまった」と捜査関係者に話していたという。
捜査は、この証言を覆すことを目標として進められたが、反証に足る証拠は現時点で見つかっていない。ただ、「5歳の子どもの話だから」と、ティール署長は会見で責任の所在を明らかにはしなかった。
またティール署長は、屋内に6つ設置されていたはずの煙探知機はどれも動作せず、取りはずされていた可能性が高いと公表した。
天井の温度は1,000度近くに達し、有害な煙が充満した室内の視界はゼロ。3階にいて助かったのは、窓から飛び降りた男性ただ1人だったという。
検視官事務所は、犠牲者はいずれも煙を吸って死亡したと発表した。亡くなったのはロザリー・マクドナルドさん(33)、ヴァージニア・トーマスさん(30)、クインシャ・ホワイトさん(18)、そして2歳から16歳までの子ども9人だった。
ABC6は、フィラデルフィア市内で発生した火事のうち、過去100年で最も多くの犠牲者を出したと報じている。
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