くらし情報『【前編】蛭子さん“最後の絵画展プロジェクト”のため、脳活アートに挑戦!』

2022年10月24日 15:50

【前編】蛭子さん“最後の絵画展プロジェクト”のため、脳活アートに挑戦!

【前編】蛭子さん“最後の絵画展プロジェクト”のため、脳活アートに挑戦!


’20年夏に認知症を公表するも“最後の絵画展”を開催するために一念発起!?今回は、絵画展のための作品を描きながら、脳も活性化できる一石二鳥の“脳活アート”に挑戦した蛭子能収さん(75)。はたして作品は完成するのだろうか……。

■蛭子さんになんとか絵を描かせたい!

認知症になった蛭子さんの展覧会をやりたい──。そんな『女性自身』の編集デスク・吉田のムチャぶりを受け、私、「蛭子能収の人生相談」の担当記者・山内は悩んでいた。

認知症を公表して2年。最近の蛭子さんのやる気は低下の一途。「絵を描いてください」と頼んでも「いや~、面倒くさいですね」と頭をかきながら笑ってごまかす。画材を用意しても、ペンを持って10分ほどで「大丈夫?次の仕事があるから」と、マネージャーを見ながらペンを置いてしまう。
仕事などないのに……。

認知症という病気は、サブカル界のカリスマ“芸術家・蛭子能収”の才能と集中力を奪い去ったのか。悩める私にある日、ひとつのアイデアが浮かんだ。

それが「臨床美術」だ。彫刻家の故・金子健二さんが、医療や福祉の専門家とともに開発した日本初のアートプログラムメソッド。認知症の予防や改善だけでなく、子どもの感性教育、社会人のメンタルヘルスケアなどにも取り入れられている。

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