モノに跡がつかない「ふしぎテープ」、そのふしぎな原理とは?
新生活の慌ただしさの中で、モノだけが増えていく――。気づいたら、家の中がごちゃごちゃになってしまっていませんか。
「そこで、整理整頓に使えるのが“ふしぎテープ”なんです。このテープは、モノには粘着せず、テープ同士だけがくっつくんです。散らかった小物をひとつにまとめたりできるので、家の中や引出しの中が簡単にスッキリしますよ」
そう教えてくれたのは、「ふしぎテープ」(800円・税別)を販売する仁礼工業営業部の高橋豊さん。テープなのにモノにはくっつかない……それっていったい?
「テープというと普通、粘着剤が使われますが、ふしぎテープは粘着剤を一切使っていません。なぜくっつくかというと、目に見えないミクロ単位で凹凸があり、面ファスナーのようにお互いに引っかけ合うことで留めているのです」(高橋さん・以下同)
見た目はただのテープだが、触るとペラペラ、ツルツルしていて、指にくっつかない。でも、テープ同士を重ね合わせると、ピタッと留まる。
本誌記者もつい「不思議!」と叫んでしまった。
「だから“ふしぎ”テープなんです。18年前に開発担当者が見本市で発見し、大絶賛。日本のメーカーさんから卸してもらい、一般家庭にも売り出すことに。現在では、工場や海外向けを合わせて、年間1万個くらい出ていますね」
昨年、大手テレビ通販で紹介されたところ、10分で完売。約7,000個が飛ぶように売れたという。接着剤を使っていないので、お風呂やキッチンなどの水回りでも使え、留めたい物がぬれていても大丈夫。安心して使えるようにパッチテストを行い、皮膚に刺激がないことも確認済みだ。
「テープの表面はフェルトペンなどで書き込むことができるので、用途名や日付を書いて残しておけるのも、収納時に便利です」
弱点は、紫外線に弱いこと。屋外では粘着力が落ちてしまうため、室内で使うのがベストだという。
ふしぎテープは、大手ホームセンターや大手通販サイトで手に入る。カーペットやこたつなど、まだ冬のグッズが残ってしまっている家でも、これを使えばスッキリひとまとめにすることができる。
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