「体罰は当たり前」日大アメフト部OBが語る“暴力の伝統”
5月6日、関西学院大学との定期戦で行われた日本大学アメリカンフットボール部の“反則タックル”。22日にタックルを行った宮川泰介選手(20)が会見を開き、監督とコーチの指示だったことを明らかにした。それに対して、内田正人前監督(62)と井上奨前コーチ(30)は24日に会見を開き、反則タックルが宮川選手の“誤解”に基づくものと主張した。
’03年に大学日本一21回を誇る超名門チームの監督に就任した内田氏。`16年にいったん監督を退くも、昨年復帰。日大アメフト部を27年ぶりの大学日本一に導いた。だが、その栄冠の裏で約20人もの大量退部者を出している。TBSの報道によると、大量退部の原因はコーチによる部員への暴力だという。
だが、「日大アメフト部内の暴力は、内田前監督時代に始まったものではない」と語るのは、内田氏の前任者・篠竹幹夫元監督(故人)時代を知る日大アメフト部OBだ。篠竹元監督は、44年にわたって日大アメフト部を率いた伝説的な監督として知られている。
「体罰は当たり前ですよ。