くらし情報『イーストウッド監督50周年『クライ・マッチョ』 李相日×忽那汐里が魅力を語る』

2021年12月25日 00:10

イーストウッド監督50周年『クライ・マッチョ』 李相日×忽那汐里が魅力を語る

イーストウッド監督50周年『クライ・マッチョ』 李相日×忽那汐里が魅力を語る


クリント・イーストウッドの監督デビュー50周年を飾る話題作『クライ・マッチョ』の公開を記念し、12月24日に東京・新宿ピカデリーで代表作『許されざる者』のデジタル上映が行われた。上映を前に、同作の日本版リメイクで監督を務めた李相日(『悪人』『怒り』)と、遊女・なつめ役で出演した忽那汐里が登壇し、それぞれの視点からイーストウッド作品の魅力を語った。

李監督は「(クリスマス)イブに見るには、ハードな映画ですけど」と観客に感謝し、「黒澤明と今村昌平、そしてイーストウッドは勝手に心の師匠だと思っている」と改めてリスペクトの念。魅力を問われると「うーん、何でしょうね」と思案に暮れ、「ハッキリ言えるのは、今後こういう監督が出てくるのかなということ。監督としてだけじゃなく、主演をしながら、こういう映画を撮り続けている。たった一言で表すなら、人間の良心って何なのかをずっと見つけている」と分析した。

第65回米アカデミー作品賞、監督賞ほか4部門を受賞した傑作西部劇を、イーストウッドによって唯一許諾され、日本版『許されざる者』(2013年公開)としてリメイク。オリジナル版の魅力については「答えはないけど、紛れもない真実が映っている。

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