くらし情報『科目別のセクションで約50組を超えるアーティストたちの多彩な作品を紹介『ワールド・クラスルーム』4月19日より開催』

2023年4月6日 12:30

科目別のセクションで約50組を超えるアーティストたちの多彩な作品を紹介『ワールド・クラスルーム』4月19日より開催

ワン・チンソン(王慶松) 《フォロー・ミー》 2003年 所蔵:森美術館(東京)


2003年に東京・六本木で開館して以来、様々な切り口で現代アートを紹介してきた森美術館。開館20周年を記念して、4月19日(水)から9月24日(日)まで開催される今回の企画展 は、学校で習う教科を現代アートの入口として、これまで見たことのない、知らなかった世界と出会い、学ぶことのできる「世界の教室(ワールド・クラスルーム)」を創出する試みだ。

1990年代以降の現代アートは、世界中の多様な歴史や文化的観点から考えられるようになり、もはや学校の授業で考える「図画工作」や「美術」といった枠組みを遙かに越え、むしろあらゆる科目に広がる総合的な領域にまで至っているという認識が、展覧会のコンセプトの背景にあるようだ。

現代アートを美術や図画工作といった枠組みから解き放つ同展は、国語、社会、哲学、算数、理科、音楽、体育、総合という8つの科目別のセクションで、約50組を超えるアーティストたちの多彩な作品を紹介する。大空間を使ったダイナミックな展示で知られる同館だが、今回は小企画展の展示室も合わせて使い、1,800㎡を超える展示スペースでさらに大規模な展示を繰り広げる。

同展の大きな特徴は、企画展としては初めて、出展作品の半数以上を森美術館のコレクションが占めることだ。

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