2021年5月24日 18:00
髙橋颯が思う自分らしさ「弱い自分を認められないのは、自分を信じすぎているから」
撮影:友野雄
自分らしく生きること。それは、とてもシンプルで、とても難しいこと。だけど、私たちがもっとハッピーに生きていくために、自分らしさは欠かせない。
そんな“自分らしく生きること”の大切さを、とびきりポップに、どこまでもキュートに教えてくれるのがミュージカル『ジェイミー』だ。
主人公は、16歳の高校生・ジェイミー。彼には、ドラァグクイーンになるという夢があった。その第一歩として、高校のプロムに本来の“自分らしい”服装で参加しようと決意するが、その行く手には様々な偏見や迫害が待ち構えていた。
演劇の本場・イギリスで大ヒットしたミュージカルが日本初上陸。
確かな実力とフレッシュさを兼ね備えたメンバーで華やかにお届けする。
そこで今回は、主人公・ジェイミー役を演じる髙橋颯(※Wキャスト)にインタビュー。明るい笑顔が印象的な髙橋にも、かつて自分らしさを抑圧されていると感じた時期があったーー。
学生のときは常に抑圧を感じていた
――すごくメッセージ性のある作品ですが、髙橋さんの胸に響いたのはどんなところですか?
ありのままでいいっていうところですね。僕自身、個性を消されちゃうような感覚に陥っちゃうことがよくあったんですけど。