2021年7月8日 12:00
間宮祥太朗×鈴木伸之に聞く“強さ”「誰かのために頑張れる人は強いと思う」
強さとは、どんなことを言うのだろうか。ただ、腕力に勝ることが強さなのか。度胸があることが強さなのか。映画『東京リベンジャーズ』に出てくる男たちを見ていると、強さについて改めて考えたくなった。
大切な人を守るため。ふがいない自分を変えるため。10年前へとタイムリープしたタケミチ(北村匠海)。そんなタケミチの前に立ちはだかる札付きの不良・キヨマサを鈴木伸之が、東京卍會(トーマン)のナンバーワン・マイキー(吉沢亮)に異常な執着心を示すキサキを間宮祥太朗が演じる。
これぞ新世代ヤンキー映画の決定版。熱い男たちの激突を演じたふたりは、強さについてどんな答えを聞かせてくれるだろうか。
キヨマサには、目にクマが必要だと思った
――役を演じるにあたって、おふたりはそれぞれどんなことを心に置いていましたか?
間宮今回のお話の中ではキサキがどういう人間なのかという説明がほとんどないんですよね。謎めいている中、唯一核心に近いのは、「マイキーの隣にいるべきはドラケンじゃない」という台詞だけ。
でも、それもマイキーを取って食うためにそばにいたいのか、それとも別の意味なのかということはこの映画の中ではわからない。