2021年11月5日 17:30
「タンカープロジェクト」の軌跡と現代美術展「documenta 15」への構想とは? 展覧会「Tanker Project ― Prologue:Road to documenta fifteen」開催
「Tanker Project ― Prologue:Road to documenta fifteen(タンカープロジェクト ― プロローグ:ドクメンタ15への道)」が11月19日(金)から11月28日(日)にかけてBankART KAIKOで開催される。
それぞれの地域でそれぞれに形成されていた無数の小さな人間社会が、猛烈なスピードでひとつの世界になろうとしている現代。大きくて、けれども小さくなる地球のあちこちに、その軋轢が生まれている様だ。
「タンカープロジェクト」は、軋轢を乗り越えるアートエネルギーを載せ、仮想と現実の海を自在に航海するプロジェクト。インターネットの海に、それぞれの小さな社会から、大きなひとつの地球を観るためのアート船を航海させている。
本展は、このプロジェクトが来年6月にドイツのカッセルで行われる現代美術展「documenta 15」に参加することを受けたキックオフ展覧会だ。
「Documenta 15」には美術という枠に括りきれない様々なアーティストが参加しており、初のアジア人ディレクターチーム・ルアンルパが掲げたテーマは「No Art, Make Friends」