2021年11月17日 14:00
【ライブレポート】 アンジュルム、笑顔と涙に溢れた笠原桃奈卒業ライブ。「変わらないものと変わりゆくものを抱えて進んでいきます」
アンジュルムが、11月15日(月)に東京・日本武道館でワンマンライブ『アンジュルム コンサート2021 桃源郷 ~笠原桃奈 卒業スペシャル~』を開催した。
タイトルにもあるようにこの公演は、2016年7月からアンジュルムのメンバーとして約5年間活動してきた笠原桃奈の卒業ライブ。グループとしても約1年ぶりの単独コンサートだ。様々な思いとともに、竹内朱莉、川村文乃、佐々木莉佳子、上國料萌衣、笠原桃奈、伊勢鈴蘭、橋迫鈴、川名凜、為永幸音、松本わかなは、10人編成のアンジュルムの集大成を見せる強力なステージを繰り広げた。
なお、本公演は新型コロナウイルス感染予防対策に配慮し、観客はハンドクラップやペンライトを振ってメンバーを応援。
6,000人のファンが詰めかけた会場が暗転すると、一気に客席が笠原のメンバーカラーのホットピンクの光に染まる。波打つ眩いレーザーの光の中に登場したアンジュルムは、「赤いイヤホン」からライブをスタート。アリーナに広がる巨大な十字型のステージのど真ん中で、華やかな衣装を着た10人のメンバーはクールな世界観を見せていく。「次々続々」では花道を大きく使い、バチバチのダンスでダイナミックな空間を作った。