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ミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』メインビジュアル公開

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ミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』メインビジュアル公開


2026年3月より東京・シアタークリエにて上演されるミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』のメインビジュアルが公開された。

1983年のイギリスでの初演以降、ウエストエンド、ブロードウェイをはじめ、ドイツ、オーストラリア、韓国など世界各地で上演された本作は、階級社会を背景に親と子、兄弟の絆、人間の運命という、国境を越えた普遍的なテーマを持つ。

1983年にはローレンス・オリヴィエ賞の最優秀新作ミュージカル賞を受賞、1988年に再演され、2012年11月までの24年間、ウエストエンドで1万回以上も上演された。そのほか、1993年から2年間ブロードウェイでも上演。1993年のトニー賞最優秀ミュージカルにノミネートされた後、現在も世界各国で上演され続けている。日本でも1991年以来、繰り返し上演されてきた名作で、今回、東宝製作作品としてはおよそ17年ぶりに、日本版を上演する。

メインビジュアルには、小林亮太と渡邉蒼、山田健登と島太星のWキャストが演じる、数奇な運命に翻弄される双子の兄弟ミッキーとエディの姿が。彼らの固い絆と、ふたりを取り巻く家族や幼馴染、物語を導く語り手の姿を映し、環境の違いで隔てられてゆく人生をイメージしたビジュアルに、期待が高まる。


<コメント>
■ミッキー(Wキャスト):小林亮太
ミッキーにとってエディは、お互いがいることで自分を保てる存在、自分はこれで良いんだと思い合えるような関係性なのかな、と思います。
作品が創られたのは40年以上前ですが、現代の我々にも通じる部分がありますし、お客様が観劇後にどういう気持ちで劇場を後にするのだろうと楽しみにしつつ、精一杯頑張ります。

■ミッキー(Wキャスト):渡邉蒼
ミュージカルという手法を用いながら、残酷な現実というものを描いている点がとても魅力的です。
登場人物全てがこの奇妙な運命を描くための駒のようで、すごく面白い作品だと思いました。
ミッキーはやんちゃな性格ですが、それも自分を守る行動と言うか、心の中はとても繊細な男の子だと思うので、そうした部分を丁寧に描いて行きたいです。

■エディ(Wキャスト):山田健登
ミッキーとエディが違う環境で生きているからこそ共鳴し合える部分もあるし、すれ違う部分もあるから最後の結末になると思うのですが、その隠しきれない血の繋がりの部分を、大事にしていきたいです。亮太君とペア組んで、どんな科学反応が生まれるのかも楽しみですし、覚悟を持って挑みたいと思います。

■エディ(Wキャスト):島太星
エディは裕福な家庭で何不自由なく育ちますが、何も知らないまま育ってしまった一面もあるので、光の部分だけでなく、エディの影の部分も丁寧に演じていきたいです。

僕自身、生まれ変わったらこういう環境にいるかもしれないなどと思いましたので、ご覧になるお客様にも共感できる部分がたくさんあると思いますし、素敵な作品になるよう、渡邉くんと一緒に頑張ります。

■リンダ:小向なる
ミッキーとエディは、多分お互いに自分がなりたかった姿なんだろうと思い、切なく感じました。
リンダは明るく勝気な女の子に見えますが、その裏の背景を想像させる人物で、自分がこのキャラクターの魅力をどうやって伝えるか、これから深めてゆくのを楽しみにしています。

■サミー:秋沢健太朗
僕は、自分が演じるサミーは暴力と反抗、そして絶望の象徴だと考えていて、非常に重要な役どころだと受け止めています。
貧困層の格差が作品のテーマのひとつだと思うのですが、令和になってこの作品を皆様にお届けするという意味を自分の中でも咀嚼しながら、臨みたいと思います。

■ナレーター:東山義久
以前『ブラッド・ブラザーズ』を拝見した時、ミッキーとエディの絆がすごく印象に残りました。
今回はナレーター役として、僕を通した世界観をお客様に見ていただけると思うのですが、自分の役が男性なのか女性なのか、天使なのか悪魔なのか、色々考察しながら創っていきたいです。
新しい挑戦を楽しみにしています。


■ミスター・ライオンズ:戸井勝海
僕が演じるミスター・ライオンズは、自分が思う家族の幸せと、家族が求めている幸せが一致しないような、ある意味当時を象徴する男性かもしれません。
現代の、対立が明確化する世の中で忘れてはいけないメッセージが底辺に流れている作品だと思います。
劇場でお待ちしております。

■ミセス・ライオンズ:瀬奈じゅん
台本を読んで、愛と憎しみ折り混ざったすごく良い作品だと思いました。
私が演じるミセス・ライオンズは、人生で唯一手に入らないことへの欲望を持っていて、自分に正直な人だと捉えています。
多くの方から「あの『ブラッド・ブラザーズ』に出演するんですね!」と言っていただいたこの素晴らしい作品を、大切に演していきたいと思います。

■ミセス・ジョンストン:安蘭けい
ミセス・ジョンストンがした選択は、それしかなかったと思うととてもかわいそうな女性ですが、その反面力強く生きていこうとするエネルギーにも溢れているし、母性溢れる人なのだろうと思います。
再演を重ね愛されている作品ですが、新しい『ブラッド・ブラザーズ』を新たなメンバーで創っていきますので、今までご覧になった方もそうでない方も、ぜひ楽しみにしてください。


<公演情報>
ミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』

脚本・作詞・作曲:ウィリー・ラッセル
演出:日澤雄介

翻訳:伊藤美代子
訳詞:小林香
音楽監督:松田眞樹
振付:北尾亘

【キャスト】
ミッキー:小林亮太/渡邉蒼(Wキャスト)
エディ:山田健登/島太星(Wキャスト)
リンダ:小向なる
サミー:秋沢健太朗
ナレーター:東山義久
ミスター・ライオンズ:戸井勝海
ミセス・ライオンズ:瀬奈じゅん
ミセス・ジョンストン:安蘭けい

菊地まさはる白鳥光夏菅井理久田代明※千葉由香莉花咲まこと※平山トオル(※スウィング)

2026年3月9日(月)~4月2日(木)
会場:東京・シアタークリエ

■ツアー公演
2026年4月10日(金)~12日(日)
会場:大阪・サンケイホールブリーゼ

関連リンク
チケット情報:
https://w.pia.jp/t/bb2026/(https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2563485&afid=P66)

公式サイト:
https://www.tohostage.com/blood_brothers/

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