【MLB 大谷翔平】28号から30号までの3日間 30号到達と22で止まった連続安打
デンバーでの3日間で、大谷翔平のバットが3本のアーチを描いた。
ロッキーズとの3連戦。初戦に28号と29号を連発し、第2戦では勝ち越しの30号2ランを放った。シーズン30本塁打への到達は6年連続6度目となる。
一方、最終戦は4打数無安打。この球場で続いていた連続試合安打は22で止まった。長打が前半に集まり、最後は静かに終わった3試合。その中身を追う。
※以下、成績はすべて8月19日(現地時間)終了時点。
大谷は3試合すべてに「1番・指名打者」で先発出場した。本塁打は3本、打点は5。安打が集中したのは初戦で、第2戦は1本、最終戦は無安打と、日を追うごとに数字が細っていった。
3試合を並べると、この3連戦は「初戦の大量得点、その後の接戦」という形をとっている。
初戦が11得点だったのに対し、第2戦は1点差で決着し、最終戦は延長にもつれ込んだ。点差が詰まるほど1本の重みは増す。その意味で、大谷の一発が最も効いたのは第2戦だった。
舞台となったクアーズ・フィールドは、デンバーの標高の高い場所にある。打球が伸びやすい球場とされ、両軍合わせて数字が動きやすい環境ではある。
ただ、実際の3試合はいずれも一方的な展開にはならなかった。
ドジャースはこの3試合を取り、13連戦の最後を3連勝で締めくくっている。
17日の初戦。五回、相手先発の菅野智之から放った28号ソロは、5試合ぶりの本塁打となった。間隔が空いていた分だけ、この一打はその後の3試合の入り口としての意味を持つ。
続く六回、2死三塁の場面で2番手投手からとらえた打球は、2打席連続となる29号2ランになった。
この日は4本の安打を記録した。レギュラーシーズンで1試合4安打をマークするのは2024年9月以来のこと。長打だけでなく単打も含めて打球が前に飛び続けた一日であり、序盤から得点が積み上がる展開を打線の先頭で引っ張った。
一方の菅野は5回を投げ7安打7失点(自責点6)で6敗目。12勝目はお預けとなった。日本人投手と日本人打者が正面から向き合う打席が、初戦の焦点になった。
18日の第2戦。1-1で迎えた三回、先発フェルトナーの初球をとらえると、打球は右中間スタンドへ消えた。勝ち越しの30号2ランだった。試合はその後も点を取り合う展開となり、この一発がリードの起点として残った形になる。
シーズン30本塁打への到達は、2021年から6年連続で通算6度目となる。年ごとの本数には30本台から50本台まで幅があり、シーズンによって内容は大きく違う。それでも、30本という線だけは越え続けている。
今季は7月上旬を最後に投手としての登板から離れ、打者に専念する期間が続いている。二刀流の一方を止めた状態で積み上げた30本目でもあった。到達したのが8月中旬という点も含めて、過去5シーズンとは違う道筋をたどっている。
投げない期間が長くなっても、打順と出場のかたちは変わっていない。3連戦もすべて「1番・指名打者」での先発だった。登板の有無にかかわらず打席数を確保できることは、シーズン終盤に向けて本数を伸ばすうえでは条件として悪くない。
19日の第3戦は4打数無安打。第1打席と第2打席はいずれも二ゴロに倒れ、四回に四球で出塁したものの、その後の2打席は三振に終わった。
打てなかった試合でも出塁そのものは残している。四球を1つ選び、1番打者としての最低限の役割はつないだ。
無安打の日にどう塁に出るかは、シーズンを通した出塁率を支える部分でもある。3連戦を通して見れば、初戦の4安打と最終戦の無安打という振れ幅そのものが、この3日間の性格を表している。
チームは延長戦を制し、3連戦を3連勝で終えた。
先発の佐々木朗希は5回7安打2失点と粘ったものの、七回に同点に追いつかれて勝敗はつかず。
13連戦を終えたドジャースは、休養日を挟んで21日から本拠地でパイレーツと対戦する。長い連戦の締めくくりで、打線の先頭に立つ打者が3本のアーチを描いた事実は残った。30本目は敵地の3連戦のさなかに出た。31本目がどこで生まれるのか。数字の増え方だけでなく、打席の中身とあわせて見ておきたい。
文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部
ロッキーズとの3連戦。初戦に28号と29号を連発し、第2戦では勝ち越しの30号2ランを放った。シーズン30本塁打への到達は6年連続6度目となる。
一方、最終戦は4打数無安打。この球場で続いていた連続試合安打は22で止まった。長打が前半に集まり、最後は静かに終わった3試合。その中身を追う。
※以下、成績はすべて8月19日(現地時間)終了時点。
3試合で3本塁打と5打点
大谷は3試合すべてに「1番・指名打者」で先発出場した。本塁打は3本、打点は5。安打が集中したのは初戦で、第2戦は1本、最終戦は無安打と、日を追うごとに数字が細っていった。
3試合を並べると、この3連戦は「初戦の大量得点、その後の接戦」という形をとっている。
初戦が11得点だったのに対し、第2戦は1点差で決着し、最終戦は延長にもつれ込んだ。点差が詰まるほど1本の重みは増す。その意味で、大谷の一発が最も効いたのは第2戦だった。
舞台となったクアーズ・フィールドは、デンバーの標高の高い場所にある。打球が伸びやすい球場とされ、両軍合わせて数字が動きやすい環境ではある。
ただ、実際の3試合はいずれも一方的な展開にはならなかった。
ドジャースはこの3試合を取り、13連戦の最後を3連勝で締めくくっている。
28号は5試合ぶりの一発だった
17日の初戦。五回、相手先発の菅野智之から放った28号ソロは、5試合ぶりの本塁打となった。間隔が空いていた分だけ、この一打はその後の3試合の入り口としての意味を持つ。
続く六回、2死三塁の場面で2番手投手からとらえた打球は、2打席連続となる29号2ランになった。
飛距離は今季自身最長となる452フィート(約137.8メートル)を計測した。1試合2本塁打は今季2度目である。
この日は4本の安打を記録した。レギュラーシーズンで1試合4安打をマークするのは2024年9月以来のこと。長打だけでなく単打も含めて打球が前に飛び続けた一日であり、序盤から得点が積み上がる展開を打線の先頭で引っ張った。
一方の菅野は5回を投げ7安打7失点(自責点6)で6敗目。12勝目はお預けとなった。日本人投手と日本人打者が正面から向き合う打席が、初戦の焦点になった。
試合はドジャースが11-5で快勝している。
6年連続6度目の30本塁打
18日の第2戦。1-1で迎えた三回、先発フェルトナーの初球をとらえると、打球は右中間スタンドへ消えた。勝ち越しの30号2ランだった。試合はその後も点を取り合う展開となり、この一発がリードの起点として残った形になる。
シーズン30本塁打への到達は、2021年から6年連続で通算6度目となる。年ごとの本数には30本台から50本台まで幅があり、シーズンによって内容は大きく違う。それでも、30本という線だけは越え続けている。
今季は7月上旬を最後に投手としての登板から離れ、打者に専念する期間が続いている。二刀流の一方を止めた状態で積み上げた30本目でもあった。到達したのが8月中旬という点も含めて、過去5シーズンとは違う道筋をたどっている。
投げない期間が長くなっても、打順と出場のかたちは変わっていない。3連戦もすべて「1番・指名打者」での先発だった。登板の有無にかかわらず打席数を確保できることは、シーズン終盤に向けて本数を伸ばすうえでは条件として悪くない。
連続安打22が止まった最終戦
19日の第3戦は4打数無安打。第1打席と第2打席はいずれも二ゴロに倒れ、四回に四球で出塁したものの、その後の2打席は三振に終わった。
無安打は5試合ぶり。クアーズ・フィールドでの連続試合安打は、22でストップした。
打てなかった試合でも出塁そのものは残している。四球を1つ選び、1番打者としての最低限の役割はつないだ。
無安打の日にどう塁に出るかは、シーズンを通した出塁率を支える部分でもある。3連戦を通して見れば、初戦の4安打と最終戦の無安打という振れ幅そのものが、この3日間の性格を表している。
チームは延長戦を制し、3連戦を3連勝で終えた。
先発の佐々木朗希は5回7安打2失点と粘ったものの、七回に同点に追いつかれて勝敗はつかず。
延長10回にフレディ・フリーマンの犠飛で勝ち越し、逃げ切った。
13連戦を終えたドジャースは、休養日を挟んで21日から本拠地でパイレーツと対戦する。長い連戦の締めくくりで、打線の先頭に立つ打者が3本のアーチを描いた事実は残った。30本目は敵地の3連戦のさなかに出た。31本目がどこで生まれるのか。数字の増え方だけでなく、打席の中身とあわせて見ておきたい。
文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部
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