自分に合う相手がわかる「価値類型」とは?価値観の6つのタイプを解説
◎権力型
社会的に高い地位を得ることや政治的な権力に、大きな価値を感じる人です。上下・強弱の二元論で考えるきらいがあります。自分で判断することなく、人任せにしたいタイプと好相性です。
◎宗教型
占いや神秘的な力に価値を置きます。基本的に善良で真面目です。ただしカリスマ性がある人物や神秘的な体験に弱く、盲目的に信じてしまうことも。
◎社会型
社会に貢献する活動や仲間と一緒になって何かをしたりすることに大きな価値を見出すタイプです。集団への帰属意識が強く、家族や仲間を大切にします。
ただ、注意しないと人に尽くしすぎることが…。「何のためにそれをしているのか」がわからなくなり、自分を見失ってしまうときがあります。
■まとめ
シュプランガーの「価値類型」、ご理解いただけましたでしょうか。
大事なのは、相手の価値類型に対して「共感」ではなく「受容」「配慮」ができるかどうかです。違う類型同士だから合わないのではなく、同じであることを求めすぎるからダメになるんですね。
自分は自分、人は人と思って、線引きをしつつ思いやりを持てれば、たとえ真逆の価値類型でもうまくいきます。しかし、価値観が一緒じゃないとつらいと感じてしまうなら、同じ人と付き合うほうがいいでしょう。
自分が持つ価値観に対して、どこまでこだわりがあるのか。
そこを探ってみてくださいね。