どの神社をお参りしても願いは叶う?成就のために知っておきたい正しい作法
で、神社での“処理”にあたるものは何かと言えば、それこそさっきから気が狂ったように連呼している“参拝作法”なのです。
■基本は二礼、二拍手、一礼
ここまで読んだ方の中にはおそらく「作法?なんだかめんどくさそう」と思った人もいるでしょうけれど、そんなことはありません。現実の役所と違って、神社の手続きはかなり簡素化されています。
参拝して、それでも全く願いが叶わないという方の大半は同じような間違いをしています。そういう人は大抵、手水の作法がちょっと違っていたり、拍手の回数が間違っていたりして、そもそも神さまに話を聞いてもらうための手続きに失敗しているんです。
基本はどの神社でもだいたい二礼、二拍手、一礼ですよね。まずは二回続けて礼をし、拍手を二回。そして一礼。
この一連の動作をもってはじめて、その神社の神さまに話を聞いてもらうための手続きが完了すると考えてください。
ですから、この二礼、二拍手、一礼が曖昧だったり間違っていたりすると、参拝する意味がなくなります。神社によっては参拝の作法が異なる場合もあります。筆者が見た限り、二礼、三拍手、一礼の神社もあったような記憶も。
そういう神社の場合はきちんと立て札に作法についての手引きが書かれていますから、その都度確認しましょう。