彼の行動から嘘を見破る方法!言い訳を考えるときに現れる動きとは?
後者のパターンの人によく見られるのが、核心をつかれたときに「目線を高くする」です。
目線の位置というのは、意外なほど心理的効果を与えます。例えば公演や演説では、たいがいお客さんは座るなどして低い位置にいますよね。これは見上げながら話を聞くと、批判的な気持ちが少なくなり、真剣に耳を傾けやすくなるからなんです。
虚勢を張るタイプがそこまで考えて行動しているとは思えませんが、無意識に優位に立とうとするのでしょう。文字通り「上から目線」になろうとするのです。
■首を動かす
何か思案するとき、人は無意識に首を上下に動かし思考をめぐらせます。うつむいているときは左脳を動かしていて、論理的思考が展開されているのです。
例えば事実を相手に理解してもらうためにどのように話せばいいか?といった、筋道を立ててことに当たるようなときに下を向きがちになります。
一方、見上げるように顔を上に向けていると、それは右脳を働かしている合図。想像力や創造力を働かせているのです。なんとかこの場をごまかせるうまい言い訳を考えているとき、上を見ながら考えをまとめようとする傾向があります。
もちろん、誰しもがそうなるわけではないでしょう。