雑誌の最後のほうのページを見ると、よく「星占い」のコーナーがありますよね。「私は○○座だから今月の運勢は…」と、何気なくチェックしてみたことがある人は多いのではないでしょうか。
一般的に言う「星座」とは、生まれたときに太陽がどの星座の方に見えていたかを示す「太陽星座」のこと。星座占いでは、この12の星座を使って基本性格を占うことができます。
12星座は、火・地・風・水の4つのエレメント（4大元素）に分けられます。
【火の星座】牡羊座・獅子座・射手座
【地の星座】牡牛座・乙女座・山羊座
【風の星座】双子座・天秤座・水瓶座
【水の星座】蟹座・蠍座・魚座
古代ギリシャや18～19世紀のヨーロッパでは、世界はこの4つのエレメントから成り立つと考えられていました。なお、火・地・風・水には、実は物語の起承転結のような関係性もあります。
【火】勢いのいいスタート（起）
【地】スタートを受け止める（承）
【風】個々のものを関係づけて展開（転）
【水】最終的に流れ着いて融合する場所（結）
心理学的に考えると、4つのエレメントはこのように分類できます。
【火の星座】直観タイプ…瞬間的な結論・判断を大切にする
【地の星座】感覚タイプ…五感や色彩感覚、音感などを大切にする
【風の星座】思考タイプ…論理的・客観的であることを大切にする
【水の星座】感情タイプ…喜怒哀楽を大切にする
この分類が表しているのは、それぞれのエレメントの価値観の基準となるものです。
