12/22は19年ぶりの朔旦冬至!おめでたい日には初日の出を浴びて【恋占ニュース】
日本の暦(旧暦)のルーツである古代中国では、「冬至は一年の始まりである」という考え方があり、冬至の日はとても重要視されていました。その冬至が、ぴたりと霜月の初日にあたる年が現れると、暦本来の姿に戻ったように感じられたのでしょう。朔旦冬至は吉兆とされ、盛大な儀式が行われたといいます。日本でも、奈良時代から江戸時代までは宮中で朔旦冬至の祝宴が催されていたほどです。
「新月の初日の出」を眺めて、心身をハッピーパワーで満たして
朔旦の「朔」とは、「新月、一日(ついたち)」という意味。また「旦」は、地平線を表す「一」から「日」が出ていることから「夜明け」を意味しています。
新月は太陽と同じ方向にいるため目には見えませんが、月は日の出とほぼ同時に東の空に昇ってきます。
太陽の復活、暦の一年のはじまり、そして新月が重なる今年の冬至。
つまり、朔旦冬至の日の出は、「新月の初日の出」。しかも1995年以来、19年ぶりとなる日の出ですから、見ないわけにはいきません!
また、太陽の力がよみがえるとされる冬至は、「一陽来復(いちようらいふく)」といって、「悪いことばかりが続いていたのが、ようやく善い方に向いてくる」