「トランスジェンダーの日」に愛の起源について考えてみる【恋占ニュース】
一方アメリカでは、同性愛者・両性愛者の合計は、男性が2.8%、女性が4.6%なのだそうです(2006~2008年のデータ)。
≪性の問題に悩む人々のリアルな声≫
もちろん、20年前の厚生省の調査で「はい」と答えた人が、全員なんらかの性同一性障がいを抱えているというわけではありません。しかし、同性に惹かれる人はある程度いて、現状ではその人たちは、堂々と自分の恋を語れない肩身の狭さを感じているのかもしれません。
ここで、トランスジェンダーの方々の声をご紹介しましょう。
◆「カミングアウトするタイミングって、難しいんですよ~。だから最初に言っちゃいました」(30代・男性)
とは、筆者の元同僚。初めて一緒に仕事をした日に「口、かたいですか?」と確認してから教えてくれました。勘づかれるのはつらいからと…。
◆「ずっとノーマルだと思ってたけど、女の人と付き合ったら、“これが自然な私なんだ”って知っちゃった」(20代・女性)
男性との遠距離恋愛や不倫など、ドラマチックな恋愛もたくさんしてきたかわいらしい彼女。恋人と一緒にいる時は、自然に男性らしさが出てくるのだそうです。
≪感覚的に、性別は性格と近い?≫
物心ついたときから自分の性別に疑問を感じる人もいれば、人との触れ合いや恋愛を重ねた末に気づく人もいる…。