気心の知れた3人の男友達全員が陥落した、“魔性の女”がいる。ちなみに、友達のよしみで言うわけではないが、彼らは皆、それなりに恋愛遍歴も重ねている、なかなかのイケメンである。
私と彼女とは、結婚式の二次会などで何度か顔をあわせたことがあるくらいの間柄。小柄で華奢、さらさらのロングヘアで甘い声、そして、男性陣と話すときは常にボディタッチ…という、まぁ“いかにも”なかんじだなという印象だった。
確かに可愛いし女っぽいけれど、なぜ全員がひっかかるの?! 特別な小悪魔テクがあるならば是非知りたいと思い、彼らに尋ねてみた。
■1.魔性の女が演出する「特別感」3人それぞれがたくさんの理由を挙げていたが、印象に残ったエピソードはふたつ。どうやら話を聞いていくと、「あと少しのところで逃げてしまう、“じらされる”かんじ」、「“彼女にとって俺は特別だ!”って思わされるところ」というのがポイントのようだった。
まず大前提として、会うと必ず可愛く甘えてくるので、3人全員が“もしかしたら俺に気があるのかなぁ”と、もともと思っていたらしい。